New Activity / Unrest
Ambrym | Vanuatu | 257040 | 1334 m
地震活動の活発化で予想されていた通り、山頂火口付近の割れ目火口から12月15日の早朝に噴火が始まり Webcam で火山灰の噴出が観測され、報告では溶岩流の流出と溶岩噴泉も観測されました。ガイドの一人がこの活動の開始後筋看護にカルデラを訪れ、割れ目火口からの溶岩噴泉を観測しました。(やや遠方からですが彼の撮影した2分11秒のビデオが下記サイトで公開されています)溶岩噴泉は高さが大体 40 m 程度で、溶岩流はカルデラの東の方に広がっています。水蒸気主体の噴煙に部分的に隠されているものの、衛星画像では溶岩は“Lewlembwi”火口の 500 x 900 m の面積を満たし更に数百メートル以上に広がっています。警戒レベルは“3”に引き上げられましたが、一応小規模噴火として位置づけられています。噴火は16-17日も続いています。"Image courtesy of Mr.John Tasso"
http://vanuatuislandexperience.com/
Cleveland | Chuginadak Island (USA) | 311240 | 1730 m
12月8日に地震観測から小規模の噴火が観測され、引き続き12日にも噴火が観測されたので航空カラーコードは「オレンジ」に引き上げられました。天候が悪く、視界が遮られているので火山灰は観測されていない。衛星画像では地表面の温度異常が15日に観測されています。16日にも小規模の噴火が観測されました。
Planchon-Peteroa | Central Chile-Argentina border | 357040 | 3977 m
12月16日の早朝から活動が活発化している事が報じられました。地震観測から噴火が観測され、灰色の火山灰を含む噴煙が 800 m 程度上昇した模様。15-16日には夜間に火口部の火映が観測されている。警戒レベルは「イエロー」が維持されています。
Soputan | Sulawesi (Indonesia) | 266030 | 1785 m
12月15日の午後から地震活動が急激に高まり、翌16日の深夜から噴火が始まりましたが、天候が悪く噴出物は観測されないまま10分程度で噴火は終了しました。二時間後に天候が回復し濃密な火山灰の噴煙が山頂上空の 3 km まで上昇し南東に広がっていました。夜間には山頂部の火映が観測されました。早朝の噴火では濃密な灰色~黒色の火山灰の噴煙が山頂上空 7 km まで上昇し南東に広がりました。噴火は6分後に終わりました。警戒レベルは“1-4”段階の“3”
Ongoing Activity
桜島:Aira | Kyushu (Japan) | 282080 | 1117 m
7回の噴火と5回の爆発が南岳火口で発生し、噴煙は火口縁の上空 2 km まで上昇しました。警戒レベルは“5”段階の“3”
Dukono | Halmahera (Indonesia) | 268010 | 1229 m
14日と16-17日に噴煙が高度 1.5-2.1 km まで上昇しました。警戒レベルは“1-4”段階の“2”
Ebeko | Paramushir Island | 290380 | 1103 m
噴煙が高度 3.5 km まで上昇する爆発が観測されています。航空カラーコードは「オレンジ」
Krakatau | Indonesia | 262000 | 813 m
14日1445時と18日1823時の噴火が観測され、噴煙は夫々山頂の 200 m と 300 m まで上昇しました。14日の噴火は48秒間続き、噴煙は濃密な黒色でした。警戒レベルは“1-4”段階の“2”
口永良部島 | Ryukyu Islands (Japan) | 282050 | 657 m
18日1637時に新岳火口で噴火が発生し噴煙は 2 km 上昇しました。噴出物は火口付近に落下し、火砕流が発生し西に 1 km 下りました。警戒レベルは“5”段階の“3”
Merapi | Central Java (Indonesia) | 263250 | 2910 m
期間中、溶岩ドームは連日 2,200 立方メートルの速度で成長を続け、13日の観測で溶岩ドームの容積は 359,000 立方メートルに達しています。山頂から様々な濃度の白い噴気が 200 m 程度上昇しています。警戒レベルは“1-4”段階の“2”
Pacaya | Guatemala | 342110 | Elevation 2569 m
13日に、半径 8 km の範囲で鳴動音が聞こえ,“Mackenney”火口ではストロンボリ式噴火が発生し噴出物は火口縁の上空 50 m まで放出されました。溶岩流は 200-300 m の長さまで広がり北西側山腹を下理ながら、直径 1 m 程度の岩塊を含む岩屑雪崩を生じています。火口の火砕丘は、火口縁より 75 m 高く常に輝いています。15-16日も溶岩は流れ続け、ストロンボリ式噴火は火砕物を 5-25 m の高さまで放出しています。
Sabancaya | Peru | 354006 | 5960 m
連日18回の爆発が続いています。13日の観測では亜硫酸ガスの噴出量は日量で 3,100 トンです。
Sangay | Ecuador | 352090 | 5286 m
8月4日に噴火が始まり1、ほぼ四か月の活動を2月7日に終えました。活動は主として溶岩流の流出と火山ガスの噴出で噴煙は普段は 0.5-1.4 km (時折 2 km 以上)まで上昇しました。少量の降灰が9月18日に観測され、溶岩流は東南東の山腹を 1-2 km 流下りました。溶岩流の先端部からは岩屑雪崩が生じ、小規模の火砕流が最大 7 km 程度下りました。
Sheveluch | Central Kamchatka (Russia) | 300270 | 3283 m
熱異常が7-8日と11-13日に観測され、12日の午後に小規模の爆発が発生し噴煙が高度 6.5-6.8 km に達しました。この日、少量の火山灰を含む火山ガスと水蒸気の噴煙が発生し北東に 150 km まで広がりました。航空カラーコードは「オレンジ」
Turrialba | Costa Rica | 345070 | 3340 m
11-16日の間ほぼ活動は続いており、噴煙が火口縁の上空 500 m まで上昇し、降灰は西南西に 32 km 離れた地点からも報告されました。断続的な火山灰の噴出が13日には観測されました。14-16日の間は火山灰は拡散しています。
Veniaminof | United States | 312070 | Elevation 2507 m
氷に包まれた山頂カルデラでの溶岩流の流出を伴う噴火活動は6日に停止しました。10日の衛星画像では溶岩の流出は停止していますが、弱い噴火活動は継続しています。
13日早朝には衛星画像とウエブカメラでは認められませんでした。然しながら午後早くに断続的な火山性微動が発生し徐々に連続し始め、衛星画像とウエブカメラで火山灰を含んだ噴煙と地表面温度の上昇が観測されました。
14-15日には強い熱異常が噴煙と共に連続して観測され、山頂火口での溶岩噴泉を伴っていました。16日には溶岩は火口から溢れ出しました。航空カラーコードは「オレンジ」
以上
雌阿寒岳_181222_085458
霧島山系新燃岳_181222_1041558
以上
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