2018年10月11日木曜日

GVP 火山活動情報の概要:10月3日⇒9日;22火山:初登場有

New Activity / Unrest
Barren Island  | Andaman Islands (India)  | 260010 |  354 m
9月25日に噴煙gな上昇している事が観測され、溶岩流かテフラが北側の山腹に放出されています。

Cuicocha  | Ecuador  | 352003 | Elevation 3246 m
10月2-3日に地震活動が活発化し、その後の分も含めて合計60回の火山性地震が記録されています。最大の地震は、10月2日に発生した M2.5 のものですが、地域住民には僅かに感じた程度です。
⇒初出。“IG”が公表した震源分布図を添付。Image courtesy of IG

GVPのこの火山のサイトは下記
http://volcano.si.edu/volcano.cfm?vn=352003

Gamalama  | Halmahera (Indonesia)  | 268060 |  1715 m
10月4日に水蒸気爆発が発生し噴煙が火口縁の上空 250 m まで上昇しました。火山性地震は1時間ほど前から観測されていました。10月5-6日の噴火時には噴煙は 2.1 km まで上昇しました。警戒レベルは“1-4”段階の“2”

Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 |  1222 m
過去30日間、特段の火山活動が見られず、地震活動も低調で安定しており、短期間の間に活動が再開する事は無いと判断され、航空カラーコードは「イエロー」に引き下げられました。

Piton de la Fournaise  | Reunion Island (France)  | 233020 | 2632 m
10月2-9日の間、弱く周期的な活動だけが観測されており、溶岩湖は引き続き活動的だが、少量の溶岩流を噴出しており、幾つかの分岐溶岩流が溶岩チューブから流れ出しています。

Semisopochnoi  | United States  | 311060 |  1221 m
10月3-9日の間、地震活動は活発な状態が続き、時折、突発的に発生します。その他の火山活動は認められないが、航空カラーコードは「イエロー」を維持。

Soputan  | Sulawesi (Indonesia)  | 266030 |  1785 m
10月4日に噴煙が硬度 4.6 km に達しました。警戒レベルは“1-4”段階の“3”

Ulawun  | New Britain (Papua New Guinea)  | 252120  | 2334 m
10月5日に噴煙が高度 4.6 km に達しました。

Ongoing Activity
Aira 桜島 | Kyushu (Japan)  | 280080 |  1117 m
南岳火口で小規模の活動が見られたものの9月23日以降爆発は発生していません。亜硫酸ガスの放出量は10月1日の観測で日量 400 トンでしたが4日には 3,400 トンに増加しました。警戒レベルは“5”段階の“3”

Dukono  | Halmahera (Indonesia)  | 268010 |  1229 m
10月3-9日の間、噴煙が硬度 1.5-2.1 km まで上昇しました。

Ebeko  | Paramushir Island (Russia)  | 290380  |  1103 m
9月28日から10月5日の間、噴煙が高度 4.5 km まで上昇。航空カラーコードは「オレンジ」

Ibu  | Halmahera (Indonesia)  | 268030 | 1325 m
10月6日に噴煙が高度 1.8 km まで上昇しました。

Kadovar  | Papua New Guinea  | 251002 | 365 m
9月1-20日までの間は白い噴煙を上昇させているだけだったが、21日に活動が活発化し、26日まで目視観測が出来る範囲でその状態が続きました。10月1日に噴煙が高度 900 m まで上昇し、3日には高度 2.1 km に達しました。

Karymsky  | Eastern Kamchatka (Russia)  | 300130 |  1513 m
9月28日に熱異常が観測されましたが、視界が悪くしばしば観測は出来ず、30日には細い噴煙が東に 135 km まで広がった事が観測されました。航空カラーコードは「オレンジ」

Krakatau  | Indonesia  | 262000 |  813 m
9月1日から10月3日の間、ストロンボリ式噴火が続きましたが、しばしば視界が遮られていました。9月22日には噴煙が 2.5 km 上昇し白熱岩塊を火口から 1 km以上離れた山腹にまで飛ばしました。南南東方向の溶岩流は海に流れ込み、警戒レベルは“1-4”段階の“2”

Manam  | Papua New Guinea  | 251020 |  1807 m
噴火後の10月1日のFWで、溶岩流が北東側の谷に流れた事が確認されました。溶岩流は二ヶ所に流れ立入禁止領域で止まっています。10月3日に噴煙が高度 2.1 km まで上昇しました。

Merapi  | Central Java (Indonesia)  | 263250 |  2910 m
9月28日から10月4日までの間に溶岩ドームはゆっくりと成長しており、10月4日にはその大きさは推定 135,000 cubic meters に達し、日量で 1,000トンの速度で成長していると見られます。警戒レベルは“1-4”段階の“2”

Reventador  | Ecuador  | 352010 |  3562 m
10月3-9日の間、地震活動は活発で爆発、長周期地震、火山性微動や水蒸気や火山ガスの噴出を示すものが卓越していました。時折噴煙が火口上空 1 km まで上奏しました。
夜間には火映現象が観測され、しばしば白熱岩塊が山腹を落下しました。

Sabancaya  | Peru  | 354006 |  5960 m
10月1-7日の間は連日平均24回の獏亜都賀発生思案した。亜硫酸ガスの噴出量は10月1日の観測では日量で 5,027 トンでした。

Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 |  3283 m
天候の良かった9月27-28日と30日に熱異常が観測され、その後もこの期間中で視界が良い日には観測されました。航空カラーコードは「オレンジ」Image courtesy of KVERT

Turrialba  | Costa Rica  | 345070 | Elevation 3340 m
強い火口の火映が10月3日に観測され、10月8日に噴火による噴煙が火口上空 500 m まで上昇しました。

Veniaminof  | United States  | 312070 |  2507 m
10月3-9日の間、水蒸気爆発による火映が、南に 35 km 離れたウエブカメラで確認されました。昼間でも視界の良い日には噴煙が目視で切る事が有ります。航空カラーコードは「オレンジ」
報告の概要は以上
ストロンボリ火山の昼間の噴煙:この処かなり活発な噴火が連続している

エトナ山の噴煙



カムチャツカのBezymmiany, Kamen, Klychevskoy ライブカメラ

Image courtesy of KVERT

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