New Activity / Unrest
Cuicocha | Ecuador | 352003 | 3246 m
10月2-3日に62回の火山性群発地震が発生した後、4日には地震活動は通常レベルに戻りました。二酸化ガス濃度は正常値、地盤変異も異常無しです
Gamalama | Halmahera (Indonesia) | 268060 | 1715 m
10月10日の報告では、火山ガス(大部分は水蒸気)ばかりで航空カラーコードは「イエロー」に引き下げられました。警戒レベルは“1-4”段階の“2”。半径 1.5 km 以内は立ち入り禁止。
Piton de la Fournaise | Reunion Island (France) | 233020 | 2632 m
10月10日から16日までの期間も噴火活動は継続していますが、10月8日のウエブカメラの画像では溶岩流は殆ど前進していません。強い噴気が主噴火口から排出されています。
Sangeang Api | Indonesia | 264050 | 1949 m
15日1338時に噴煙が山頂火口の 250 m 上空まで上昇し西寄りの方角に広がりました。地震は火山ガスの噴出に伴うものが主体です。航空カラーコードは「オレンジ」に引き上げられました。
Sarychev Peak | Matua Island (Russia) | 290240 | 1496 m
10月10日、噴煙が高度 1.7-2 km まで上昇しました。15日には噴煙が高度 2.1 km まで上昇。航空カラーコードは「オレンジ」
Semisopochnoi | United States | 311060 | 1221 m
“ crater of Cerberus’s N cone”にある火砕丘の一部が浸食され、直径 90 m の湖水が火口を満たしています。10月1以降、噴火は発生していません。地震活動は性状レベルよりやや高い状態を保っています。航空カラーコードは「イエロー」に引き下げられました。
Soputan | Sulawesi (Indonesia) | 266030 | 1785 m
白い噴気が上昇しているのみなので航空カラーコードは「イエロー」に引き下げられました。
Ulawun | New Britain (Papua New Guinea) | 252120 | 2334 m
10月1-12日の間、水蒸気に時折灰色の噴気が上昇しているだけです。
Ongoing Activity
Aira 桜島 | Kyushu (Japan) | 280080 | 1117 m
9-15日の間は時折千沙な噴火が発生していた程度です。亜硫酸ガスの噴出量は、日量で4日が3,400 トン、10日には 600 トンでした。警戒レベルは“5”段階の“3”
Dukono | Halmahera (Indonesia) | 268010 | 1229 m
10月10-12日の間は噴煙が高度 1.5-2.1 km まで上昇しました。
Ebeko | Paramushir Island (Russia) | 290380 | 1103 m
10月5-12日の間、噴煙が高度 4.5 km まで上昇しました。5日と8日には噴煙は南東に 125 km に達し8日には熱異常が観測されました。航空カラーコードは「オレンジ」
Fuego | Guatemala | 342090 | Elevation 3763 m
10月12日に新しい活動期に入った事が確認され、溶岩噴泉が火口縁の上空 400 m まで吹き上げられています。白熱岩塊の岩屑雪崩が南南西と西側山腹に発生し、溶岩流は 1 km 流れ下り爆発は頻繁に発生し、噴煙は 850 m 上昇しました。13日には水蒸気を含んだラハールが直径 2 m もの岩塊や樹木の樹幹等を伴って流れ下りました。13-16日には毎時間 8-18 回もの爆発により噴煙がおよそ 1 km も上昇しました。白熱岩塊は150-200 m まで飛ばされ、火口内の岩屑雪崩を引き起こしていました。山腹を流れ下った岩屑雪崩は植生限界に達しました。
Kadovar | Papua New Guinea | 251002 | 365 m
10月10-12日に噴煙が高度 2.4 km に達しました。
Manam | Papua New Guinea | 251020 | 1807 m
2-12日の間暗色系の噴煙が南側火口の上空 1 km まで上昇しました。主火口では時折白い噴気がありましたが、2日には火山灰を含み灰褐色でした。3-4日には青味を帯びた噴気でした。
Merapi | Central Java (Indonesia) | 263250 | 2910 m
山頂ドームはゆっくりと連日 3,100 cubic meters の容積が増え続けており、これは前の週よりも速度が増しています。11日には溶岩ドームの容積は160,000 cubic meters に達しました。噴気は様々な濃度で山頂より 75 m 上まで上昇しています。警戒レベルは“1-4”段階の“2”
Pacaya | Guatemala | 342110 | 2569 m
11-15日の間、ストロンボリ式噴火が続き、火口縁の上空 25 m まで噴石を、火山ガスの噴煙を 200-700 m 飛ばしています。溶岩流は11日に流れ始め、15日には 250 m の長さになりました。
Sabancaya | Peru | 354006 | 5960 m
8-14日の間は連日平均17回の爆発を生じ、火山ガスと火山灰を含む噴煙を火口縁の上空 2.5 km まで常用させました。14日の観測では亜硫酸ガスの噴出量は日量で3,132 トンに達しました
Sheveluch | Central Kamchatka (Russia) | 300270 | 3283 m
8-10日に熱異常が観測されたが、その他の日には天候に遮られて観測出来ませんでした。5-12日までの間は天候に阻まれて観測出来ませんでした。
Turrialba | Costa Rica | 345070 | 3340 m
10-16日の間時折、明らかに火山ガス中心の噴煙が 1 km 上昇しました。14日の1712時には強い爆発がありましたが天候が悪くその規模は不明です。
Veniaminof | United States | 312070 | 2507 m
噴火は10-16日の間も継続しています。衛星画像では地表面温度の上昇が観測されており、南側山腹の東側の部分で溶岩流が活動を続けている事を示しています。
航空カラーコードは「オレンジ」
ここ数日諏訪之瀬島の火映が続いていますので、今日の気象庁火山監視カメラの画像を御案内します。
以上
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