さいたま市見沼区片柳:見沼東縁
先日開催された「埼玉スリバチ学会」のFWに参加させて頂き、片柳からスタートして見沼東縁の地形と歴史的建築物を観察させて頂いた。西側は既に歩いていたが此方は初めてだった。何時もなら、直ぐに同じコースを復習の為に歩くのだが、少々多忙な日々を過ごしている為に行けないでいる。
土曜日の画像をチェックしていて思った事は、伊豆軟石(凝灰岩)を利用した石造物の分布の濃さだ。
最初の画像は土曜日の午前8時半頃、越谷市内の小さな神社の境内で撮影した石祠の一部拡大図。グリーンの粒状の基質の間に、茶色と小さな黒い岩片が分布している。茶色の岩片は細かな気泡が観察される。黒い砂の様な岩片も気泡が在る。
二枚目は、FWの最初のポイントである。「見沼クラシック館」の安政四(1857)年竣工の旧坂東家の建物。
建物の縁側の束石の拡大図。粒度は異なるが同じ様な茶色の岩石が含まれている。
次に向かった「三崎稲荷大明神」の境内ではこの様に燈籠が無残な姿になって居た。これは。軸(棹)と火袋に緑色凝灰岩を使ったからに他ならない。勿論、雨を防げばもっと長期間に亘って美しい姿を残せた事は間違いないのが残念。
最後の画像は僅かに残った棹の部分の接写。実は三か所の石材はどれも同じ種類の石材でした。
この処、行動費を稼ぐ為に炎天下でトンネルの現場に持ち込む機械装置の整備点検のアルバイトでくたくたになってしまった。毎月、FWの交通費だけでも「2万円超」は年金生活者には結構大きな負担なので、楽しいFWを続ける為に、幸いにもオファーを頂いたので不定期ながら再就職をする事になりました。少し、FWに裂く時間は減るけれど、チョイト難しそうな仕事にもう少し挑戦してみようと思う今日この頃です。
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