タガネで半分に割った破面の状態。

研磨後の表面の一部を接写したもの。

下の方が粒が大きくて上に向かって粒径が小さくなっているから級化層理。上の目盛は 1 mm 単位。
以下は顕微鏡での観察画像。何れも画像の幅は 4 mm 。
この緑色の部分(緑泥石か緑簾石)が分散して混じっている事で淡緑色~淡青色の色合いが見えてくる。尚、この砂岩は隙間だらけだったが、僅かに石灰石が沈着しているので緑色岩というより淡い青色に近く見えるのだろうと思う。





神社等の礎石としては結構長持ちした筈。社殿を新築したからと云って、小割して周辺に埋めてしまうのは少々勿体ない。痕跡をもっと残してくれると良いのにナ~!
もし明日の観察会に「当選」され参加される方が居られたら、テキストに掲載される偏光顕微鏡画像と比較して頂ければ面白いと思う。「伊奈石」は火砕流的だから、石英粒子や、斜長石の結晶、潰された軽石らしい構造等が良く見える。
明日の私の役は「は~い!列が伸びすぎてるから、急いで歩かないと置いて行かれるよ。私はコースを歩いてないからはぐれたらそれっきりだよ!」とタイムキーパー。
伊奈の砂岩の顕微鏡画像は後日!
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