茨城県の岩瀬町と言えば本来ならば御影石の産地だが、意外と新しい建物に茂木石が用いられていた。勿論、ここでいう「茂木石」は真岡鉄道の「真岡(礒山石)」から芦沼を経て茂木までの沿線で採掘された凝灰岩質石材の総称としての用いているのだが、昭和31(1936)年と言えば、タバコの生産量がやや落ち込んでいる時期にこの倉庫は建築されたらしい。勿論、現在は全く稼働していない。
岩瀬付近は2011年の震災の際に地盤が全体的に沈下する被害が出ているようだが健全な状態が保たれている。
石材の質はかなりばらつきがあり、泥質のものから粒子の粗いものまで多様。
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