確か階段の段数は200段を越える。石材の表面には時折このように貝砂が顔を出す。
この画像の横幅は30mm
拝殿の前に置かれた石材は横から見ると全て背面を除去して軽量化に務めている。ざっと面積比を計算すると、ほぼ半分の重量になる。背中に背負って山を下り、このような階段を組むには避けては通れない作業である。文献によれば、石材一本が25銭の時代に、木更津の港までの運賃が38銭だとある。良い石材も、この運賃では勝負にならない。しかし、木更津・君津・富津市内には神社だけでも20か所以上納められているから素晴らしい。
神社の近い場所では、石段の幅も狭い。
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