2015年5月1日金曜日

横須賀市猿島に用いられた石材 (7)

 上の画像は砲台の一番大型の施設が並ぶ場所だが高い石垣が造られている。下の画像はその一部を拡大したものだが、ざっと石材の表面を見ると房州石と似た雰囲気が有るが赤茶色の部分が目立つ。この石材は房州石では無く三浦半島産の石材だ。
 横須賀市の観音崎砲台でも地山をそのまま構造物とした場所が有るが、ここでも表面にモルタルを被覆して保護策を取った痕跡が残るが、地山をそのまま利用した部分が有る。

 下の画像は洞道の内部でアーチ部分はコンクリートだが側面は地山そのままである。
これは島の東部と結ぶ人専用の狭い洞道の側面

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