2014年5月4日日曜日

安房勝山付近 (8) コンボリュート葉理

火炎構造とコンボリュート葉理は良く似ているがこちらはコンボリュート葉理のほうだろう。但し、様々な解説書を見ても火炎構造とコンボリュート葉理を明確に図形を示しながらその違いを述べている文献は見当たらない。中央部の構造をより詳しく見て頂く為にトリミングしたのが下の画像
凹んだ上の部分が水平にも伸びているので「火炎」とは異なると判断したのですが、上の層が重すぎたのかな?
尚、対岸の城ヶ崎で観る事の出来るコンボリュート葉理と火炎構造は、「城ケ島」の項にあります。
千葉には凝灰質の地層が多いので、(砂の中にも美しい自形結晶が含まれて居る事が多い)他の例えば千倉層群等にもコンボリュート葉理や火炎構造を見る事があります。地質学雑誌2007第11巻に「千倉層群畑層中にみられる大規模コンボリュート葉理と火炎構造」があり、2頁のカラー画像が在ります。

0 件のコメント: