この処箱根外輪山の相模湾側に数回通っている。石材関連の調査が主要目的なのだが、色々と興味深い溶岩を眺める事が出来たのでその幾つかをご案内したい。
これは根府川溶岩の断面の流理構造。根府川は板状に節理が発達し石碑等に良く使われている石材だが、破面を見るとこの様に流理構造は節理と斜交している事が多い。これは出来れば薄片を作成して白い筋状の部分がどのような鉱物組成となっているのか確認しようと思って採集した。
尚、箱根火山の岩石データベースが下記に在り、偏光顕微鏡画像や全岩化学組成などを閲覧できるので専門的な事は下記を参照して下さい。神奈川県博のHPです。
http://nh.kanagawa-museum.jp/kenkyu/chouken/13_ganseki_db/index.html
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