比較的一般的かなと思える蔵の外回りですが、注意してみるとこの様に、やや黄色を帯びた石材がこの付近や歴史を経た古い蔵では多い様な気がします。統計をきちんと取ってみた訳ではありませんが、宇都宮以外で大谷石の蔵を見るとそんな気持ちを、ア!此処もそうだ!と思う事が多いのです。更に、ここの屋号、いや家紋の部分に注目です。色白な素材にかなり細かな細工が施されています。この素材も前にご案内した門柱や壁面の細工同様かなり丈夫な素材の様です。
似たような見た目の素材が塀等で使われていて、湿気(凍上?)で剥げ落ちているのを時々見ますが、これは水分にも強い素材の様です。多分かなり緻密なのだと思いますが、残念ながらその差異を見分ける眼力はありません。
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