2012年2月25日土曜日

高畠石 山形交通 旧高畠駅駅舎の軽石

これは決して高畠石に混じる軽石や頁岩等の事を欠点として論うのが目的ではないので御容赦頂きたい。このブログの他の岩石の頁を見て頂ければお判り頂けると思うのだが、私は枕状溶岩や凝灰岩に事の他興味を抱いていて、特に凝灰岩の中の軽石にはひとしお興味が強いのです。
これはスケールが示されている様に比較的大きな軽石であり、繊維状と言うか材木状軽石と言うか、これがどのような噴火状態で作られるのか興味があるので掲載しています。
軽石の中の気泡がこれだけ細長く形作られるのは、この軽石が凄まじいスピードで火道を噴き上げられながら発泡して、引き伸ばされているのだと思います。明日、この画像と対となる画像をご案内するが、実にそれは材木を切った状態そのものの様に思える形状です。
二つばかり下の房州石(桜目)の断面に見える軽石とは全く異なる事に注目頂きたいのです。

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