
富津市教育委員会の説明板には「築造時期は5世紀中頃で、1906年に発掘され(明治39年)石室上部に石碑が建てられている。石碑の台座に使用されている石は石室天井石の一部と思われる。・・・2007年の墳丘断面の調査で、後円部の約2/3の高さまでは自然砂丘を利用して築造されて居る事が判明した。また、石室は海岸で採取される凝灰質砂岩の自然石(磯石9を乱石積みにして壁面を構築していたと見られるが発掘時の詳細な記録を欠いているため、不明点が多い。」などが記載されていました。
おや!「葺石」の事に触れられていません。「房総の古墳を歩く」100頁には「墳丘の盛土部分には、千葉県では珍しく、丸い葺石がふかれている」と書かれています。
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