2014年8月31日日曜日

アイスランドで割目噴火が再開し静かな溶岩の流出が始まっています。

Photo: Benedikt Gunnar Ófeigsson撮影

アイスランド気象庁のウエブサイトに拠れば、現地時間の8月31日05:15(日本時間だと9時間の時差として14:15頃)に先日の割れ目火口の南北に長い割れ目が開口し静かに熔岩を流出させて居る様です。上の画像はアイスランド気象庁のウエブサイトから引用しました。
地震の数はピーク時に比べると8割程度に減っていますがまだまだ活発で16日以来の震源分布は下記の通りです。

下側の青の濃いのが8月16日、一番上の橙色が8月31日の地震分布です

石丁場跡の探索

急傾斜地の角度を画像で表わすのはこの様な杉林の場合には視覚が限られてしまうので結構難しい。8月30日に富津の南部「鹿原」で、100年前の石蔵に使われた凝灰質砂岩の採掘をした丁場の探索に地元の方々と一緒に参加した。偶々地域の方からの古い昔の証言が有り、午前中の探索で、その石丁場の場所を確認出来た。下の方に調査メンバーの一人が写っている。
画像はその石丁場で、右側の崖の様に見えるのが採石の現場である。地層の傾斜は85度程度だから殆ど垂直なのだが、杉林の方も60度は越えるのではないかと思える場所に、こうして杉を植林している。恐らく60-80年物だが、今は1本2,000円出せば伐採しても良いと言う業者が居るらしい。但し、2,000円と伐採した杉は業者の手に渡のだから、森林の所有者からしてみれば、費用が出るだけの話。
凝灰質砂岩の層は厚みがたったの90cm。此処から厚さ方向に65-68cm、幅27cm高さ21cmの石材を切り出し、谷筋に降ろしてから全て背中に背負って100m程度の急坂を登って立派な石蔵に使われた。
この付近は、他にも自家使用用として多少スコリアの多い石材が、納屋の基礎などに使われている。

2014年8月24日日曜日

銚子層群の貝化石断面

千葉県立中央博物館の地学展示室に銚子層群の貝化石層の研磨標本が展示されていたので撮影させて頂いた。多分これと同じ時代の貝化石群だと思われる。残念ながらデジタルミュージアムには資料が出ていないので、これを観察するには博物館まで足を運んでいただくしかない。
ノンスケールで申し訳ないがガラスケースの中に在るので手を出せない。

2014年8月17日日曜日

銚子砂岩中の貝化石 (2)

基本的に化石よりも岩石の方に興味が有るので、どれを観ても同じ貝に見えてしまうが、二枚貝なのか?フジツボなのかは判るようになってきた。房州石を調査していると、白色系の砂岩に沢山のフジツボの貝殻片が含まれている砂岩が良く使われているので、やっと判って来たのだが、中々その手の原石の露頭には出会えないのが残念。房州石の中にも「貝殻石」の名の石材があるのだが、貝殻が多く含まれた部分は既に採掘され尽くしてしまったのか、現在の園山には感激するほどの貝殻は含まれていないのです。
千葉には、利根川河畔の木下に貝殻を多く含む貝化石が産出し、石垣や灯篭等にも使われて現存しているのですが、木下の場合は貝殻の分量が多くて、基質支持では無くて、貝殻支持(?)と言えるほど貝殻が多いのです。

2014年8月16日土曜日

銚子砂岩中の貝化石

 銚子砂岩を調べ始めて1年半になる。化石にはまるで縁が無いし興味も薄いのだが、貝化石を見ると矢張りこれが何時の時代のものなのだろうと、興味が出て来る。かなり化石が集まっているので、ダービダイト等で流されて来たものの様だが興味深い。
気が付いたら2週間以上UPしていなかった。この間、稲井石を追ったり、銚子に出掛けて露頭を歩いたり、何かと気ぜわしい日々を過ごしていた。長い時間が掛かったが、枕状溶岩の参考文献リストを作ってみた。参照文献は690点に及んだがこれらの文献には十数年間お世話になって
小生の55歳以降の老後の地質生活を豊かに彩ってくれた。枕状溶岩を卒業する訳でもないので卒論は書かないが、リストだけでも何か良い活用方法がないものだろうか?等と考えている。

2014年7月30日水曜日

枕状溶岩の石碑 塩之沢トンネル入り口

 枕状溶岩はもう一つのブログのテーマなのだけれど、まあ良いか!先日、本宿カルデラの下見に行った際に宿泊した塩之沢温泉から南牧村へのトンネルの入口に在ったので撮影。この様に断面を磨いた石碑は少ないので嬉しい。組織が良く見えますね。この様に断面を見せたものは、群馬県立自然史博物館の屋外展示に在る。詳しくは「まくら状溶岩の露頭」ブログで群馬県の項を御覧下さい。


2014年7月27日日曜日

本宿・蝉の渓谷:チャートに穿たれた渓谷


下仁田から西側に入った南牧村を流れる南牧川の上流に蝉の渓谷が在る。壮大なチャートの露頭を何故かこの部分だけが細く深く渓谷になっている。橋の近くに駐車場が在り、画像は橋の下流側で全体的には上の画像の様に(画面上の)左下がりの傾斜が支配的なのだが、低い部分にチャートの鋭角に折れ曲がったメランジェらしい部分が在る。
全体を俯瞰すると3枚目の画像。
二日間、観察会の一回目の下見の為に南牧村と下仁田町の主に西側の長野県に近い付近を歩き回ったので暫くその画像をご案内してみようと考えている。主として「本宿カルデラ」の火山性地質が主となります。この付近は実に久し振りだが以前にも歩いてその画像を少しご案内しているのでダブらない様にしたいですね。下の画像の右下は橋の欄干の一部が入ってしまった。