基本的に化石よりも岩石の方に興味が有るので、どれを観ても同じ貝に見えてしまうが、二枚貝なのか?フジツボなのかは判るようになってきた。房州石を調査していると、白色系の砂岩に沢山のフジツボの貝殻片が含まれている砂岩が良く使われているので、やっと判って来たのだが、中々その手の原石の露頭には出会えないのが残念。房州石の中にも「貝殻石」の名の石材があるのだが、貝殻が多く含まれた部分は既に採掘され尽くしてしまったのか、現在の園山には感激するほどの貝殻は含まれていないのです。
千葉には、利根川河畔の木下に貝殻を多く含む貝化石が産出し、石垣や灯篭等にも使われて現存しているのですが、木下の場合は貝殻の分量が多くて、基質支持では無くて、貝殻支持(?)と言えるほど貝殻が多いのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿