最近、枕状溶岩の露頭を訪ねるだけでは無く、枕状溶岩と縁の深い水中自破砕溶岩や凝灰岩の露頭を歩く機会が増えました。今日はぼんやりと温泉に浸かる心算で出掛けたのに、岩船山の凝灰岩を見たくなり、この「日本で一番小さい 岩舟石の資料館」を見学させて頂きました。外装は勿論岩舟石で、川島家の採石場に努めておられた職人さん達の手で細工されたものだそうです。
東武岩舟駅の岩舟石を見学している時に地震で、体が揺れて一瞬脳溢血にでもなったかとドキッとしました。
様々な材質の角礫(花崗岩も入っている)が含まれる凝灰岩は美しいですね。
この後、高原山に近い塩谷町の船生に「船生石」の採石業者さんの工場をチラリと拝見しました。
2012年2月11日土曜日
2012年2月4日土曜日
鋸山 急傾斜の搬出道
この処、鋸山に何度か続けて通っています。千葉県立中央博物館の野外観察会の下見を兼ねて、担当の先生と共に行動する事もあるのですが、一人で歩く事もあります。
画像は、コンサートホールと言われる石切場から観月台方面に下る道から少しだけ外れた場所で見掛けた45度近い急傾斜の搬出道らしい遺構です。(訂正追記)この斜路は採掘された石を幾つかまとめて連結し滑り下ろす為の滑り台だと判りました。
来週も歩く予定なのでこの上部になにか他に遺構が無いか確認してみたいのですが、兎に角、車力道に比べて遥かにキツイ傾斜なので少々怖い雰囲気です。しかも、下の方も同じように真っ直ぐに落ちて行きます。この下は崩落してしまっています。
下の画像は勿論上の画像の続きです。
画像は、コンサートホールと言われる石切場から観月台方面に下る道から少しだけ外れた場所で見掛けた45度近い急傾斜の搬出道らしい遺構です。(訂正追記)この斜路は採掘された石を幾つかまとめて連結し滑り下ろす為の滑り台だと判りました。
来週も歩く予定なのでこの上部になにか他に遺構が無いか確認してみたいのですが、兎に角、車力道に比べて遥かにキツイ傾斜なので少々怖い雰囲気です。しかも、下の方も同じように真っ直ぐに落ちて行きます。この下は崩落してしまっています。
下の画像は勿論上の画像の続きです。
2012年1月22日日曜日
ハワイ火山観測100周年記念出版
ハワイにおいて火山観測を開始して100年に成る事を記念して、ハワイでは巡検や観測所のオープンハウス等様々な行事が開催されています。その様な記念行事の中で嬉しい事に、記念誌が発行されpdfファイルで公表(英文)されている事です。下記は日本火山の会MLで昨日配信した内容です。美しい画像が含まれて居るので、自分は英語が読めないよと言う方にもお勧めします。
画質は300dpi の67MBのもので充分満足出来る内容だと思います。
“HVO”のHPでこの100年の記録をまとめた“The Story of the Hawaiian Volcano Observatory — A Remarkable First 100 Years of Tracking Eruptions and Earthquakes ”が公開されています。
本文は60頁で美しいカラー画像が入っているのでデータ量も多くDLに少々時間が掛かりますが、下記の頁の右側で、300dpi のデータ容量67.1MB版と、600dpi のデータ容量139MB版、それ
に e-book版の簡易版で16.8MBの3サイズで自由にDL出来ます。
印刷物も入手可能だそうですが、価格は明記されていません。
http://pubs.usgs.gov/gip/135/
試に67.1MBサイズでDLしてみましたが、300dpiでも十分美しい画像が楽しめます。
ハワイの火山と言えば溶岩を流しだすオーシャンエントリーの美しさが強調されていますが、かなり激しい噴火を起こして火砕流の様な噴煙が立ち昇っている画像も有ります。文章を読めなくても是非DLされて(pdfファイルです)美しい画像をお楽しみ頂ければと考えます。
尚、USGSの出版物などのHPは下記です。
http://pubs.er.usgs.gov/#home:Jan-2012:30
このなかでこの資料を調べた結果です。
http://pubs.er.usgs.gov/#search:basic/query=The%20Story%20of%20the%20Hawaiian%20Volcano%20Observatory/page=1/page_size=100:0
画質は300dpi の67MBのもので充分満足出来る内容だと思います。
“HVO”のHPでこの100年の記録をまとめた“The Story of the Hawaiian Volcano Observatory — A Remarkable First 100 Years of Tracking Eruptions and Earthquakes ”が公開されています。
本文は60頁で美しいカラー画像が入っているのでデータ量も多くDLに少々時間が掛かりますが、下記の頁の右側で、300dpi のデータ容量67.1MB版と、600dpi のデータ容量139MB版、それ
に e-book版の簡易版で16.8MBの3サイズで自由にDL出来ます。
印刷物も入手可能だそうですが、価格は明記されていません。
http://pubs.usgs.gov/gip/135/
試に67.1MBサイズでDLしてみましたが、300dpiでも十分美しい画像が楽しめます。
ハワイの火山と言えば溶岩を流しだすオーシャンエントリーの美しさが強調されていますが、かなり激しい噴火を起こして火砕流の様な噴煙が立ち昇っている画像も有ります。文章を読めなくても是非DLされて(pdfファイルです)美しい画像をお楽しみ頂ければと考えます。
尚、USGSの出版物などのHPは下記です。
http://pubs.er.usgs.gov/#home:Jan-2012:30
このなかでこの資料を調べた結果です。
http://pubs.er.usgs.gov/#search:basic/query=The%20Story%20of%20the%20Hawaiian%20Volcano%20Observatory/page=1/page_size=100:0
2012年1月15日日曜日
紅海の新火山島を生み出した噴火活動
昨年の12月頃から紅海の海底火山が活発化し、ついには火山島を形成しています。日本近海の海底噴火活動ではその火山は何れ波浪により浸食されて陸上部は無くなってしまうのが通例ですが、紅海のこの場所ではどう推移するのでしょうか?NASAの画像集からご案内します。
下記は2007年のこの付近の状況と2011年12月23日に出現した火山の状況を示す画像です。
http://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php?id=76801
下記は1月7日のこの火山の状況
http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/view.php?id=76911
下記は“Volcano Discovery”が報じるこの火山の説明
http://www.volcanodiscovery.com/view_news/4217/Volcanic-Eruption-in-the-Red-Sea-Yemen-reported.html
下記はUSGS:アメリカ地質調査所のHP
http://www.nature.nps.gov/geology/usgsnps/pltec/diverge.html
下記は2007年のこの付近の状況と2011年12月23日に出現した火山の状況を示す画像です。
http://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php?id=76801
下記は1月7日のこの火山の状況
http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/view.php?id=76911
下記は“Volcano Discovery”が報じるこの火山の説明
http://www.volcanodiscovery.com/view_news/4217/Volcanic-Eruption-in-the-Red-Sea-Yemen-reported.html
下記はUSGS:アメリカ地質調査所のHP
http://www.nature.nps.gov/geology/usgsnps/pltec/diverge.html
2012年1月14日土曜日
カムチャッカの火山“Kizimen”の衛星画像
これまで、「日本火山の会」MLにご案内していた海外の火山画像をこのブログでもご案内してみようと考えました。殆ど毎日海外の火山情報を検索していますが、このブログでは「速報」よりも「画像」に重点を置いて海外の火山がどのような活動を繰り広げているか? 国内の新聞やTVでは報道されない様々な火山系の情報を適時組み込んでみようと思って居ます。66歳の現状で、今出来る事を今やっておきたいと考えます。
最初の画像はNASAの衛星画像を紹介している“Earth Observatory” から12月末と1月11日に撮影された“Kizimen”火山のものです。
最初の画像は12月30日に撮影されたもの。
http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/view.php?id=76856&src=nha
次は1月11日に撮影されたものです。
http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/view.php?id=76945
最初の画像では山頂火口から水蒸気の噴煙が立ち昇っており、2010年11月から噴火を続けているこの火山の山頂火口から溶岩が(図の右手に)流れ出しているのが判ります。クリックすると大きな画像をご覧になれます。
次の画像には概略この様な解説が書かれています。「カムチャッカのこのKizimen火山の画像に冬の低い空の太陽が長い影を映し出しています。明るい色の噴煙は水蒸気が多い様ですが山頂から立ち昇っており、大部分はその噴煙に隠されていますが、湧き出す溶岩流は東側の山腹を下っています。火山灰の噴出と溶岩と火山性ガスの噴出は2010年の11月に噴火を開始して以来大体連続して居る様に見えます。
この疑似カラーの画像は1月11日に撮影されています。雪が高緯度の陸地を覆っており、火山の北側の常緑樹の森は暗い赤茶色に見えます。明るい茶色の丘は、葉を落とした木々が雪の上に顔を出している部分です。」
最初の画像はNASAの衛星画像を紹介している“Earth Observatory” から12月末と1月11日に撮影された“Kizimen”火山のものです。
最初の画像は12月30日に撮影されたもの。
http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/view.php?id=76856&src=nha
次は1月11日に撮影されたものです。
http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/view.php?id=76945
最初の画像では山頂火口から水蒸気の噴煙が立ち昇っており、2010年11月から噴火を続けているこの火山の山頂火口から溶岩が(図の右手に)流れ出しているのが判ります。クリックすると大きな画像をご覧になれます。
次の画像には概略この様な解説が書かれています。「カムチャッカのこのKizimen火山の画像に冬の低い空の太陽が長い影を映し出しています。明るい色の噴煙は水蒸気が多い様ですが山頂から立ち昇っており、大部分はその噴煙に隠されていますが、湧き出す溶岩流は東側の山腹を下っています。火山灰の噴出と溶岩と火山性ガスの噴出は2010年の11月に噴火を開始して以来大体連続して居る様に見えます。
この疑似カラーの画像は1月11日に撮影されています。雪が高緯度の陸地を覆っており、火山の北側の常緑樹の森は暗い赤茶色に見えます。明るい茶色の丘は、葉を落とした木々が雪の上に顔を出している部分です。」
2012年1月7日土曜日
秋保石の中の鉱物
仙台の奥座敷秋保温泉の磊々峡に産出した「含有孔虫浮石質凝灰角礫岩」と言う長い名称の「秋保石」に一体どんな「有孔虫」が含まれて居たのか?まさかそうそう多くは含まれて居ないだろうが、凝灰岩であれば、空隙になんらかの火山灰等に含まれる様な綺麗な自形の鉱物が含まれて居る筈だと思って、ひがな一日実体顕微鏡で観察してみました。
繊維状に非常に細長い気孔を持つ軽石の空隙の中に怪しい光がキラリと輝いたので、40倍に拡大して小型のデジカメでコリメート撮影をしてみました。沸石では無さそうですが水晶にしては面の角度が・・・画像の横幅が確か3.8mm程度です。他には自形の磁鉄鉱や高温石英も見付かりました。
繊維状に非常に細長い気孔を持つ軽石の空隙の中に怪しい光がキラリと輝いたので、40倍に拡大して小型のデジカメでコリメート撮影をしてみました。沸石では無さそうですが水晶にしては面の角度が・・・画像の横幅が確か3.8mm程度です。他には自形の磁鉄鉱や高温石英も見付かりました。
人間の山 写真万葉録 (1-2)
写真万葉録には大変多くの画像が収録されている。
10巻の万葉録のその第一巻の「人間の山」だけでも169枚の画像が収録されている。
勿論、坑内写真など、大きなヤマのものは在るにしても、私が出会ったような中小のヤマについては坑口の画像は在るが、内部に関してはほぼ存在しない。
この画像集を紹介する為に、それらの中から夫々2枚程度の画像を選び出す事は難しいが、私はこのボタ山の画像を選んでみた。天空にそそり立つボタ山は美しい、時には懐かしさや哀愁を感じる事すらあるが、同時に中小炭鉱においては、其処は生きる為のぎりぎりの稼ぎの場所でもある。
しかし、ボタの中から黒い燃料になる石炭を拾い出す事は、食う為に必要な労働では在るが、同時に常に死の危険と隣り合わせの場所でもある。
この画像を選んだのは、此処に見えている溶岩流の表面に出来る「溶岩皺」のような模様にある。
ここでは確実にボタと石炭が安息角の限界を超え、地すべりに似た斜面の崩壊を起こした事が示されている。
斜面でズリトロの腹を割って転がり落ちてくるボタのなかから石炭を拾うとき、その場所の地滑りは時として働く人に確実な、無残な「死」をもたらす。
「人間の山」64-65頁には「拾い子一人、ケガさせとらん。一人の死人もだしとらん。と胸を張る刺青姿の頭領の姿があるが、母をボタヤマで失い露頭に迷った子等も居た事は事実である。
10巻の万葉録のその第一巻の「人間の山」だけでも169枚の画像が収録されている。
勿論、坑内写真など、大きなヤマのものは在るにしても、私が出会ったような中小のヤマについては坑口の画像は在るが、内部に関してはほぼ存在しない。
この画像集を紹介する為に、それらの中から夫々2枚程度の画像を選び出す事は難しいが、私はこのボタ山の画像を選んでみた。天空にそそり立つボタ山は美しい、時には懐かしさや哀愁を感じる事すらあるが、同時に中小炭鉱においては、其処は生きる為のぎりぎりの稼ぎの場所でもある。
しかし、ボタの中から黒い燃料になる石炭を拾い出す事は、食う為に必要な労働では在るが、同時に常に死の危険と隣り合わせの場所でもある。
この画像を選んだのは、此処に見えている溶岩流の表面に出来る「溶岩皺」のような模様にある。
ここでは確実にボタと石炭が安息角の限界を超え、地すべりに似た斜面の崩壊を起こした事が示されている。
斜面でズリトロの腹を割って転がり落ちてくるボタのなかから石炭を拾うとき、その場所の地滑りは時として働く人に確実な、無残な「死」をもたらす。
「人間の山」64-65頁には「拾い子一人、ケガさせとらん。一人の死人もだしとらん。と胸を張る刺青姿の頭領の姿があるが、母をボタヤマで失い露頭に迷った子等も居た事は事実である。
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