2014年11月23日日曜日

アイスランド カルデラの陥没


黒煙を噴き上げる爆発的噴火では無いので日本では殆ど報じられることが無いが、アイスランドの噴火が続いている。上の画像はアイスランド気象庁のhpから引用させて頂いた11月18日の“Holuhraun (north of Vatnajökull)”火口からの溶岩流出の状況。最近“RUV”から2分32秒の動画が公表されたが凄まじい勢いだ。
下のグラフは、“Bárðarbunga ”カルデラの陥没の進行を示すグラフ。GPSを設置してからのデーターなので実際はこれに約0Mを加える事になる。陥没の範囲も広がっている。
陥没の発生場所と溶岩の溢れ出す場所が40km以上も異なるのが、ここで連載し始めている本宿カルデラとからまって興味深い現象だ。

2014年11月22日土曜日

本宿・馬居澤の露頭 (3) 岩脈


馬居澤の前に紹介した二つの露頭の間には、実は岩脈の露頭が沢山ある。勿論,湖成層の傾いた地層の傍にも見上げると驚くほど近くに岩脈が有るのだが、画像はその中でもやや小さい方かな?岩脈の下を巻いて伸びる細い道らしきものが有り、これを超えるとまた大きな岩脈や熔岩と瀧があるのだが、その瀧の手前をこの細い道は巻いてなんと石垣を築いて居る。
勿論、その石垣は既に部分的に崩壊しているのでかなり以前のものらしい。対岸に車の通れる道が出来る以前にこの場所は植林の人々が通った場所なのだろうか?

話がずれたが、この岩脈の岩石もこれまたかなり硬いのです。
この処少々忙しく、あっという間に10日以上の日々が過ぎてしまった。もう少しこのブログも続けなくてはと思いつつも最近少々フィールド歩きで疲れ気味。

2014年11月10日月曜日

本宿カルデラ 馬居沢の露頭 (2) 二次陥没の傾いた湖成層


馬居沢の集落をバイパスで越えて沢に入って間もなく河床に下る道が分岐していて、ここに車を止め(軽トラックは出入りしているが道路状況は極めて悪くマイクロバスは入れそうにない)ここからほんのチョット歩いて沢に下ると小さな滝が在る。両側から岩脈が迫っている最初の場所だ。
地理院地図の座標で行くと[ 36.223525, 138.706944 ] 上の画像の小さな滝が有り、その瀧の下流の砂岩に下の画像の露頭がある。右上から左下に下がる斜めの筋模様が見える。判り難いかもしれないが、これは湖成層で、露頭では級化構造がはっきり見える。
湖成層が傾いている!事が重要なのです。
でも、此処本宿は、判り難い。団研の方々が熱心に研究された事には敬意を表したいが、情報発信が少なすぎて、体系的な説明や一つ一つの露頭の年代や陥没の根拠や、資料が手に入らないのはジオパークを世界に広げようと考えているのならマイナス要因でしかない様に思う。

此処を訪れたのは先日の下見以外には2007年以来久し振りの事だった。あの頃よりは少しは観察眼が良くなっているので、今は説明係に昇進(?)である。昨日の安山岩の流理構造も傾斜していた。

2014年11月9日日曜日

本宿カルデラ 馬居沢の露頭 (1) 流理構造

馬居沢には興味深い岩石露頭が沢山あります。沢を詰めていくと、砂防堤の少し上流側に大きな貫入岩が瀧を造っている場所が有り、これを巻いて更に上流に向かい、道路が坂に掛かって急角度に折れ曲がった部分を越える瀧の上部を過ぎて少し進むと、河床に降りる緩やかな坂が有ります。これを下り河床に出ると、下の図の様な淡い平行な模様を見せる大きな岩体があります。上の画像は、偶々瀧の下流で採取した岩片を見付けたので、乾いた状態で撮影したものですが、上下何れも同じ岩相です。 岩は安山岩だと思われます。剪断破壊を受けて薄板状になった隙間に水が入り急冷ガラスが出来て、これが緑簾石か、緑泥石の何れかを称しています。
この様な岩相は日光流紋岩では観たような記憶がありますが、興味深いです。

地理院地図の十進法座標は、[ 36.221522, 138.704403 ]

2014年11月3日月曜日

第6回 金谷 石のまちシンポジューム

11月1日土曜日に、千葉県富津市の浜金谷で表記の「第6回 金谷 石のまちシンポジューム」が開催されました。
今回の主要テーマは下記の5テーマでした。
江戸湾品川御台場不審における石材調達と運搬
発掘調査から見た品川台場における房州石利用
明治17・18年の皇居造営をめぐる房州石切出しの動向
明鐘岬にみる石材積み出しの遺構
明治17年金谷村石山図と皇居造営丁場跡の現状
雨の中での開催でしたが今回は少し狭い会場ながら地元の石材業経験者の方からの御話もあり
暖かい雰囲気の中で興味深いテーマの講座をお聞きする事が出来ました。

画像は当日のレジメ。
地元の歴史を振り返るこの様なシンポジュームは、普段中々お聞きする機会の無い考古学分野の専門研究分野の報告を聞く事が出来ます。長い期間に渡り、広い研究分野の方々を御招きしながらこの様なシンポジュームを継続されておられる金谷ストーンコミュニティの主宰者とこれを支える皆様の熱意に敬意を表したいと思います。  勉強になりました!

2014年11月2日日曜日

下仁田:はねこし峡 複雑な岩壁

下見に行った際に、最初は旧自然学校の在った筈の岩山バス停側からアクセスしたが藪漕ぎでどうにもならずやや上流側のから入ったが、この日も天気が良すぎて、何を写しても絞り込むのだが岩の表面は真っ白になって観察記録にならないのだが、所々に石灰岩なのだろうか砂岩なのだろうか岩壁に明らかに白い部分が張り付いているのが見えた。対岸の階段を見付けて左岸側に行くと、整備された駐車場が在り、河床に下る事が出来た。上の画像は右岸から左岸を眺めたもの。崖の傾斜が丸くなっていて腰が引けて川面が写っていない。下の画像は砂岩から右岸の低い場所を撮影。礫層の間に砂岩らしいものが網目状に貫入しているので液状化したまま固まったものだろうか・・・

場所は地理院地図の十進法座標で[ 36.211839,138.798248 ]

2014年10月27日月曜日

まずは「はねこし峡」から 食い違い礫

最初は下仁田町の中心部に入る手前の「はねこし峡」から始めましょうか?
2009年に発行された「下仁田町と周辺の地質」と「ぐんまの大地」を購入していたので、下仁田自然学校は現在も健在かと思っていたのだが、岩山のバス停前の多分これが自然学校の場所だったのだろうと思える所は無住になっていた。なんとかこの付近で右岸側の河原に出たが、左岸側に階段らしいものが在るのが判ったので対岸に移動。しっかりした駐車場が在って、階段もしっかりしていた。
これはこの付近で数多く見る事が出来る食い違い礫。