今回の旅の二番目の目標は、元気な内にこの高層湿原をのんびりと歩く事でした。登山はとても出来ないと最初からコースにいれていません。
羽黒山の有料道路の傍の「庄内羽黒国民休暇村」から牧場の流山地形を眺めて、立谷沢川沿いの急な崖の上の細い道を40分程度走れば8合目に到着出来ます。この時期は、高山植物もそんなに沢山は咲いていませんが、遠くの風景を眺めながら、木道を歩くのは中々素敵な事です。今回は、写真を撮る事は出来ませんでしたが参籠所で「オコジョ」にも出会えました。
今回、歩いたコースです。堪能出来ました。
南方向には月山の峰が見えています。山頂はもっと奥ですね。溶岩の末端涯が何段かあるのが疲れる原因ですね。
木道はこんな雰囲気です。人が様々なものを運んでくるので、必然的に木道の周囲は草の勢いが強く、高山植物は木道から少し離れた位置から生育しています。
数ミリの小さな花を咲かせる「ミヤマリンドウ」は、ピントを手動にしても他の葉の陰になって殆ど写せませんでしたが。観る事が出来ただけでも幸いでした。
湿原の中に、参籠所と御田原神社があります。「オコジョ」はこの参籠所の波板の下の小さな隙間から出たり入ったりしましたので、観察は出来ましたが、これも前景に焦点が有ってしまうので撮影出来ません。沢山の方々が右往左往して追いかけましたネ。
此処にも墓碑や石碑がありますが、表面の苔で殆ど岩相を観る事が出来ません。
私の年齢は数えで七十五歳になるので、山頂の神社まで参拝するとこの様な「高齢者登拝者番付」に掲載して頂ける資格が有ります。番付の横綱には神奈川県と千葉県の九十三歳が居られました。実は千葉県には現在も「月山講」が数多く現存するの特異な地域で、登拝者はかなり多いのです。
「シロバナトウチソウ」 チョット「カライトソウ」にも似ている様な
「イワショウブ」
「ギボウシ」これは登山者が土と共に運んできたものかもしれない。
「モウセンゴケ」池塘の周りには密生しています。
「イワイチョウ」
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