2019年5月29日水曜日

イタリア大使館:北側と東側の石垣石;上半部の石材画像

港区三田の慶応大学近くにイタリア大使館と職員住宅の一角が有る。その北側と東側の石垣の下半分はほぼ安山岩だが、上半部にはまるっきり岩相の異なる伊豆南部の凝灰質石材が使われています。この産地は、下田市内の敷根地区で良く似た石材の採掘跡を観察した経験からその場所のだろうと考えています。イタリア大使館の石垣は石材量が大変に多いので、様々な顔付の凝灰岩を見る事が出来るので、堆積岩の岩相の変化幅を知るのに大変参考になる場所です。その顔付の本の数例をご紹介します。



左端に岩片があります。下のスケールは mm 単位で 17cm です。卵形の軽石の右手に小さな貝殻片があります
互層を斜めにぶった切るとこのような模様が出てきます

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