初回は、千葉県館山市とも縁の深い、北品川の「品川神社」から。関東大震災の1年半後の大正十四年六月に神社の坂下、第一京浜に面して建立された鳥居から始めたい。狛犬は鳥居の根巻(藁座)の彫刻。龍は左右の柱に坐。石工は三州岡崎市中町「加藤八太郎」。当時の岡崎は大正五年に「岡崎石匠組合」に100軒、昭和6年に235軒と増加するほど隆盛を極めていた石の街であったようだ。岡崎は御影石の三大産地(岡崎・庵治・真壁)の一つとされていた。明日は暖かいらしいので、リハビリを兼ねて何処かの神社を巡りたい。








続く
2021年2月末から、少しやり方を変えて、所在地を地図と座標で示しながら、千葉県内は凝灰岩以外の石材も含めながら、それ以外はほぼ凝灰岩質石材の、丁場や石造物の観察記録をご紹介する事にしました。整理番号を付けており、最初の6桁はJISの地域コードです。現在1,430件の観察記録の一部を常時検索できる形で紹介する事にしました。古いものは順次削除して入れ替える予定です。宜しくお願いします!
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