2017年9月11日月曜日

木下貝層の石材利用(9)  参考:古墳時代

千葉県内の印旛郡栄村に千葉県立「房総の村」と云う文か施設が有る。房総の古い民家などを移築保存している施設だが、この地域は「龍角寺古墳群」としても有名な場所であり、古墳の保存もされており、「房総風土記の丘資料館」が併設され専門の研究員も配置されている様だ。残念ながら小生が此処を「古民家」の礎石調査で訪問したのは10年以上前で、どうやら殆ど画像記録が残っていないのだが、此処に行けば木下貝層の固結部(此処では「貝殻石」と称しているが)が古墳に使われた例や、前出の木下街角宿の吉岡家の石塀がこの貝殻石を用いていた事が判る。勿論、吉岡家では既に石塀は改修して居られて現在は花崗岩製の石塀である。資料館の解説パネルの一枚と古墳に使われた貝殻石の画像を御案内する。





取り敢えず、今回を持って木下貝層固結部の石材利用に関しては終わりとします。

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