干潮時に上総湊の海岸を少しばかり北に向かうと、小さな河口に出る。その河口の手前側一帯は「長浜砂礫層」の海岸露頭で、やや小粒ながら、実に多種多様な岩石の円礫を採集することが出来る場所です。礫の起源は、千葉県内に限らず関東の様々な場所のものが含まれています。
潮が引いた渚の方がやや大きな岩石が分布していますが、これは潮だまりだったりするので、岩石採集には、渚の砂の上に寄せられたものの中から探すのが一番です。
今日はその崖の礫層の画像を数枚。真ん中に17cmのスケールを置いています。偽礫に挟まれた基質部分に小礫が分布しています。
スケールの辺りを切り取ってみました。以下の3枚は同じピクセル数で切り取っているのでスケールは全く同じです。
ホントに希ですが、小さな蛇紋岩礫が取れる事もあります。蛇紋岩礫は嶺岡から来ます。
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