また天候の悪い風の日には波に洗われる事もありますので十分に注意して頂く必要が有ります。
場所は、須崎半島の恵比須島です。バス便は最近本数が少ない様なので、爪木崎灯台方面のバス便を利用して確か「爪木崎入口」で降りて、下り坂を歩き、帰途は須崎発の数少ない便を利用する事がお勧めです。団体ならこの地区の民宿を利用すると良いかもしれません。私が泊まった民宿は待遇が凄く良かったと記憶しています。
島の周回道路が現在どうなっているか?判りませんが、風が強く波が打ち寄せるような状況では、最悪は灯台の横を通る中央突破の道で反対側の海岸に出ると、石丁場の跡が観察できます。
下の画像のやや淡い色合いの部分もよく見ると石切の跡が観察されます。
下の画像では水面下にも石切り跡が観察されます。
この島は地質の変化が激しく興味深い場所です。きれいな粒径が均一な砂岩から、軽石混じりの部分もあれば、礫岩の部分も存在します。
余り知られていないようですが、興味深い場所です。岩塊は固着しています。
海岸の石丁場では、須崎から爪木崎への遊歩道沿い(海側)を歩けば細間島の採石跡が在り、夏場は駐車場の確保が難しいけれど、白浜神社の近くの砂浜や鳥居の立つ岩礁にも採石跡があります。
この種の、貝化石片(貝砂)が多く含まれる石材は、類似石材の産出地も多く、科学的な証明も出来ていませんが、江戸・東京から埼玉県の北部まで運ばれて、商家や神社の礎石として数多く使われています。
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