前の画像とは別の発掘現場で拝見したのは「ローソク石」です。これは縦長の石材を松杭のように建てたものです。このように土中に埋まっています。ここでは緑色の凝灰岩質砂岩がローソク石として使われていました。清掃前で色合いが見にくいかもしれませんがローム層の中で緑色は結構目立ちます。
杭の上面が見えていた例です。通常はこの上に平らな石材をおきます。
少し、絞りをミスったのですが、このローソク石も緑色の凝灰質砂岩でした。
石材の表面です。緑色であることが良く判ります。この手の石材は原則として伊豆です。以前は「湯ヶ島層群」と呼ばれていた時期もありますが、現在では「白浜層群」の岩石が熱水による編成を受けていると理解されているようです。
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