右上の赤紫色の“Mt”と左下の小さな赤紫の“Mt”が同一の地層で茂木層です。随分と離れていますが、大谷石の地層とは別の中川層群茂木層です。大谷石は海成層ですが、茂木層は陸成層と記載されていますが、河川の扇状地の様な浅い水中であった様です。
興味のある方は「茂木層」と「テクトニック」をキーワードに検索して出てくる1996年の文献をご覧下さい。
茂木層関係の地質記号解説部分を抜粋しています
右上が上位の堆積模様が良く見えます。稍黒い層は炭素が多いのか黴のなせる業か?
恐らく安山岩質の溶岩岩塊と思われる大きなブロックが多い
下の画像では大きなブロックも有るけれど小さな礫が密集して隙間を埋めています。この丁場からの石材は、明治22年に発行された「水戸図幅地質説明書」の応用地質の記載を参照すると、水戸市内礒の濱、那珂湊、真岡、下館まで届けられていた様です。
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