昨日5月9日は野比海岸を中心とした地質・地形の観察会だった。私はボランティアとして御手伝い。下見と違って観察会当日は殆ど写真を写せないのですが、今回は2枚だけ。その内の一枚がこの立石凝灰岩層の緑色岩。サンプルを取って、これを小さく砕き、参加者にお配りした。
とても綺麗な緑色なのだが、実は一週間もしない内に、ひょっとしたら自宅に帰り付いた時間には黒い色に変色し、一ヶ月もすると茶色のなんだか判らない石ころに変身する。
この岩石・地層の模式地は三浦半島西岸の「立石」と前田川河床。前田川は河床が歩けるように整備された園地があり河床に黒色の凝灰岩層として露頭がある。
野比海岸には、分布領域が狭いので地質図としては描かれていないが、断層ガウジの近くに分布しているので干潮時には観察可能となる。房総半島では鴨川の防波堤の間の島に同じ地層が分布している。
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