駐車場の奥から実は簡単に底瀬川の河床に降りる事が出来る。但し、前の岩脈の方には降りる事が出来ない。でも実に沢山の見所が有る。
凝灰岩の河床に下ると周囲に目立つのは水冷破砕岩の巨大な岩塊である。
日本火山の会のoff会ではこの下流のチャートの滝付近で一個だけその岩塊を観て、正体が良く判らなかったのだがここでは、それが枕状溶岩に成り損ねた水冷破砕岩である事が良く判る。
下の画像はその河床。画像の右手が駐車場の奥になる。何の造作もなく降りる事が出来る。
岩の表面は下流で以前見たものと同じで大きな割目を石英脈が埋めている状態。
中にはばらけてしまったこの様なものもある。枕状溶岩では無く、どちらかと言えば「偽枕状溶岩」と言われてしまいそうな奴である。但し、露頭はこの付近には無い。集落から見上げる山のその奥から来るのだと土地の方に伺った。
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