2014年5月1日木曜日

安房勝山付近 (5) 傾城島

大黒山の在る岬の直ぐ傍に「傾城島」がある。浮島もこの傾城島も岬自体も1/5万地質図では記号“Sh”で、稲子沢層で千畑礫岩とされている。丁度 富士山が視界に入ったので島がやや小さいが両方が入った画像を選択しました。走向傾斜は、浮島の内部でもかなり変化しているが、此処ではかなり緩やかになっています。勿論、崖の方向により傾斜角度は大きくも小さくも見えるので画像だけで判断しては拙いですが、地質図記載の傾斜角も島の23,30度に比べると、1/2以下の12度と記載されています。これが大黒山では一挙に39度に変化するので、鋸山やこの付近は興味深い場所です。歩いて行ける範囲に(観察会ではその場所にも行くようですが)蛇紋岩や玄武岩もあります。

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