これは蛤浜バス停の山側で採集した「月の浦砂岩部層」の岩片です。
1月29日に紹介した縞模様の在るスレートと思ったものが、希塩酸を掛けてみると泡が出ましたので、どうやら伊里前層の稲井石だと判りました。破面を良く見ると堆積面に斜めに板状に剥がれて居ました。(右側の破面を見ると判ります)そこで、この細粒砂岩のスパッと切れた端面を良く見てみるとこの様に斜めの暑さ3-6mm程の板状の劈開面が見えてきました。手前の面も全く手を入れて居ない自然の劈開面の様です。下の画像の左側の面を接写したものです。
2021年2月末から、少しやり方を変えて、所在地を地図と座標で示しながら、千葉県内は凝灰岩以外の石材も含めながら、それ以外はほぼ凝灰岩質石材の、丁場や石造物の観察記録をご紹介する事にしました。整理番号を付けており、最初の6桁はJISの地域コードです。現在1,430件の観察記録の一部を常時検索できる形で紹介する事にしました。古いものは順次削除して入れ替える予定です。宜しくお願いします!
0 件のコメント:
コメントを投稿