2013年8月5日月曜日

伊豆石丁場の見学

伊豆石の丁場跡を見学させて頂いた。伊豆石は江戸城などの石垣に使われた安山岩・玄武岩系のものと、民需も多い凝灰岩系のものが在るが、小生の興味の対象は、房州石と似た凝灰岩系の伊豆石。
ここの石材は房州石に良く似ている。丁場単位で観察していて大きな違いは正面の壁面に見える岩塊が存在する事だ。但し、石材として取り出された時は、この岩塊は一緒に切出す事が出来ないので、石材単位では比較が難しい。

伊豆石に関する資料は比較的多い。地質的にも古くから研究されているからだけれど、文献と実在の丁場跡が旨く繋がらない。勿論、これは伊豆石に限った事では無い。

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