房州石や伊豆石をその他の凝灰岩と区別する際に、画像の様に地衣類や苔が無いフレッシュな状態であれば比較的考え易いのだが、風化した石材が苔むしているとつい斜めの風化模様が在れば房州石と判断してしまう傾向が在るように思う。
この画像は今日21日に高原山の近くの塩谷町で撮影した大谷石の蔵の石材の例。
斜めの模様だけでは無く、斜めに剥げている部分が在る。こんなのが風化して苔むしていたらたまらないと思う。石材を外観だけで判定するのは難しい作業だし、慎重を期して行わなければならないと、自戒の念を再確認する為に掲載。勿論、現在作成中の「房州石・伊豆石 凝灰岩質石材画像資料集」にも掲載する。現在この様な画像を房州石・伊豆石・大谷石・岩舟石・札幌軟石。野蒜石・秋保石等80枚程を収録。取り敢えず100枚程度集めて初版発行と行くかな!何処まで増殖できるか楽しみ。でも役に立つものに仕上がるかが一番の懸念。
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