さて、今日から暫くは房州石の中でも大きな生産量を誇った天神山売津地区の採石場跡地をご案内します。この地域には、売津,居作越え,瀧の谷(たきのやつ),相川等に 45か所の丁場が在ったと記録が残っています。
湊川から少し入った丘陵地の先端付近からこの様に採石場跡地が始まっている。梯子のかかった部分は下に掘り進んでいてかなり奥が深いらしい。入口はやや狭いのだが、奥はこの様にかなり広いのは、採石を始めた当初に表面近くが風化していたためかもしれませんね。
2021年2月末から、少しやり方を変えて、所在地を地図と座標で示しながら、千葉県内は凝灰岩以外の石材も含めながら、それ以外はほぼ凝灰岩質石材の、丁場や石造物の観察記録をご紹介する事にしました。整理番号を付けており、最初の6桁はJISの地域コードです。現在1,430件の観察記録の一部を常時検索できる形で紹介する事にしました。古いものは順次削除して入れ替える予定です。宜しくお願いします!
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