房州石も様々な模様を持って居るが、この画像はピンクのスコリアを含んでいるし、実に良く似ている。大部分の凝灰岩石材が比較的均質であるか、層理に沿って採掘されるのに、房州石では(勿論切り出し方にもよるけれど)堆積模様が斜めの状態で、浅い海に堆積したとは思えない状態である事が特徴の一つだと考えて居る。房州石が伊豆石の名前で対岸の神奈川県で多用されていた事は間違いないが、まさか房州石が下田の街にまで運ばれていたとは考えにくい。
残念ながら、この石材が何処の丁場で採掘されたのか?まだ突き止めていない。念の為あと数枚この手の伊豆石の表情をご覧頂こうと考えて居る。
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