これは万成石ではありませんが、半蔵門線半蔵門駅を千鳥ヶ淵方面に出た場所に使われていた色鮮やかなカリ長石を含む花崗岩の拡大接写画像です。2枚共にほぼ同じ場所で撮影したものですが夫々表面の仕上げが異なります。
カリ長石の板状の結晶構造が良くお判り頂けると思います。実体顕微鏡や偏光顕微鏡で岩石の組織を観察する場合にこの様な結晶構造が判断の決め手になります。このカリ長石周辺には斜長石も含まれて居ると思いますが、偏光顕微鏡で組織を観察する場合に一番の指標となるのが「斜長石」です。
スケールを入れていますので、パソコン画面での拡大倍率を確認してご覧下さい。尚、これは拡大装置は使わず手持ちで撮影した画像の一部をトリミングしたものです。片手でスケールを押さえ、片手でカメラを持って焦点の合う最接近距離でシャッターを押しました。
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