2011年10月6日木曜日

桜みかげ・万成石:I-1;東京都内の石造物

武田石材殿の丁場を見学させて頂いた折に、万成石の大型石材を切り出し千鳥ヶ淵戦没者墓苑の威一角に建設されたシベリア抑留慰霊碑と平和祈念碑に使われている事をお聞きしていた。地下鉄半蔵門線は何時も通勤に利用している路線なので、偶々夕方に勤務先に顔を出す用事の出来た日に千鳥ヶ淵戦没者霊園を久しぶりに訪れた。この石碑の事は勿論、武田石材殿のブログにも取り上げられています。
http://mannariisitakeda.blog93.fc2.com/blog-category-23.html
慰霊碑の画像は武田石材殿のブログでご覧頂けるがやや角度を変えて撮影した1枚と、墓苑に折よく初秋想わせる彼岸花が咲いていましたのでご紹介。
床面は少し粗い砂岩が使われており所々に砂岩ブロックを含んでいます。向かって左手の二つの碑は、黒御影或いは斑レイ岩製しょうか慰霊碑と祈念碑の由来を記しています。碑の周りは池を模ったものでしょうか?恐らく那智石と思われる小礫が敷き詰めてありました。

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