前の画像を含む少し範囲を広げたもの。大きなミソの周りをリング状に取り巻いたミソや、3個並んだ中くらいのミソの周りを楕円形に包み込むミソ。その他にも観察していると星座を紡ぐ様に不思議な形状が浮かび上がって来ます。如何ですか?今年最後の画像になりました。この一年 このつたない画像のブログをご覧頂き有難う御座います。
明日からの新しい年にも健康である限り1日1枚の地質系画像をUPしてゆきたいと考えています。
2021年2月末から、少しやり方を変えて、所在地を地図と座標で示しながら、千葉県内は凝灰岩以外の石材も含めながら、それ以外はほぼ凝灰岩質石材の、丁場や石造物の観察記録をご紹介する事にしました。整理番号を付けており、最初の6桁はJISの地域コードです。現在1,430件の観察記録の一部を常時検索できる形で紹介する事にしました。古いものは順次削除して入れ替える予定です。宜しくお願いします!
前の画像の駐車場から見える風景の一部を望遠レンズで撮影してみました。
「ミソ」は特に多孔質と言うか間隙率が大きな軽石部分なのですが、これは見事に細長い気孔が見える軽石部分が在りました。
久し振りに大谷石の故郷を訪れた日は残念な事に雨でした。処が雨が幸いして思いがけない発見をする事になりました。普段見る大谷石はこの画面の左下側の色合いが多いと思うのですが、雨に濡れた敷石は見事に青い色を呈しているものが在る事が判りました。
玄武洞の画像もこの辺で一段落としましょう。これは敷石に使われている柱状節理のブロックです。加工していない自然状態での冷却節理と見えて、綺麗に放射状になっています。右側に置いた手帳は通常のフィルドノートにビニール表紙が着いた全天候型のものです。サイズはほぼ同じ。
なんだか?柱状節理部分に変なものが見えるな!と思って撮影し帰宅して画面を広げてみたら、マイクロホンの様なものがセットされていました。節理の寒暖差による崩壊を音か超音波によって検知しようとするものなのか?(想像ですよ)急崖の崩壊検知にマイクロ波を使う例は聞いていましたが、これは一体ナニなのでしょう。
最初から玄武洞の細部を見るのもどうかと思うので取り敢えずは少し広い範囲を捉えたこんな画像からスタートします。垂直に延びる「柱」の部分と、画面左側の柱状節理が整っていない部分、それに右側の柱状節理が斜め横たわって居る部分がありますが、一体どのような噴火の輪廻でこのような形状が出来てしまったのか?玄武洞溶岩と赤石溶岩が噴出した160万年前の地質状況に興味を引かれます。時間が無く、ボランティアらしい方々が数人居られたのですがその説明をお聞きする機会が有りませんでした。