2018年1月26日金曜日

GVP 火山活動情報の概要:1月17日⇒23日;17火山

原文は量が多いのでかなり省略しています。詳細は必要に応じ原文で御確認下さい。
New Activity/Unrest
Kadovar | Papua New Guinea | 251002 | Elevation 365 m
18-19と21-22日に掛けて活動は継続しています。山頂火口から火山灰を含む噴煙が800m上昇しています。ブルカノ式噴火が継続しています。溶岩ドームは成長を続け火映現象が観測されています。大量の亜硫酸ガスの噴出が確認されています。

Kusatsu-Shiranesan | Honshu (Japan) | 283120 | Elevation 2165 m
⇒例えば防災科研や産総研の下記サイトを参照下さい。
http://gisapps.bosai.go.jp/nied-crs/2018-0001/index.html
https://www.gsj.jp/hazards/volcano/kusatsu-shirane/
“草津白根山臨時カメラ(霧で何も見えないけれど一応公開されましたので)”,

「火口範囲と降灰域」を記した草津白根山の地質図;産総研+防災科研


Mayon | Luzon (Philippines) | 273030 | Elevation 2462 m
16-17日に掛けて岩屑雪崩や火砕流に火山灰を含む噴煙を伴う溶岩流先端での崩壊による地震波形を143回記録しました。17-20日の間も溶岩流先端の崩壊は継続しています。二度の火砕流は山腹の渓流を 3 km 下りました。亜硫酸ガスの噴出量は18日には日量1,478トン、19日には1,131トンでした。20-21日には合計14回の岩屑雪崩と10回の火砕流が観測されました。
21-22日には64回の岩屑雪崩と1回の火砕流が観測されました。21日1045時と22日0225時のストロンボリ式噴火では、夫々500m,200m の溶岩噴泉を生じ、火山灰を含む噴煙は上空 1. km に達し各地に降灰をもたらしました。溶岩流はその流出量を増し、“Miisi”溶岩流は 3 km 進み、新たに二つの溶岩流が“Bonga and upper Buyuan drainages”に生じました。
22日1243時には8分間継続するマグマ水蒸気爆発が発生し濃密な、高さ5 km の火山灰の噴煙を生じ、降灰が報告されました。この噴火では火砕流も様々な方角に流れ下りました。警戒レベルは0-5段階の“4”に引き上げられ、半径8km以内が立ち入り禁止となりました。報道に拠れば23日現在40,000人が避難しています。
PHIVOLCS のFBでは多数の噴火画像を流しています。

Nevados de Chillan | Chile | 357070 | Elevation 3180 m
1月1-15日の間も溶岩ドームのゆっくりとした成長を伴う活動が継続し、噴火に伴う噴煙は火口縁の上空1km に達し、夜間には火映が確認されています。溶岩ドームの成長は緩やかで、9日と12日に撮影された画像の比較で日量1,360立方メートル、ドームの全体積は37,000m3と推定されています。警戒レベルは「イエロー」が維持されています。

San Miguel | El Salvador | 343100 | Elevation 2130 m
14-17日の間に4回の噴火が有り、噴煙は火口縁の上空300mまで上昇しました。

Ongoing Activity

Agung | Bali (Indonesia) | 264020 | Elevation 2995 m
時折火山灰が混じる水蒸気と火山ガスの噴煙が継続しています。17日2126時の噴火では噴煙が火口縁の上空1.5km に達しました。
18日1944時の噴火では霧の為噴煙を確認出来ませんでした。19日1920時のストロンボリ式噴火では火山灰を含む噴煙が2.5km上昇し白熱岩塊が火口から1km付近まで飛散しました。この噴火後2時間ほどは火映が確認されました。22-23日には白色~灰色の噴煙が500m程度上昇しました。警戒レベルは1-4段階の“4”です。

Aira 桜島 | Kyushu (Japan) | 282080 | Elevation 1117 m
⇒気象庁の情報サイトを御確認下さい。

Cleveland | Chuginadak Island (USA) | 311240 | Elevation 1730 m
19日に衛星画像で新しい溶岩ドームが生じた事を確認しました。地表面温度の上昇は19-22日にも確認されていますが、地震計や空振計では特段の活動は観測されていません。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Ebeko | Paramushir Island (Russia) | 290380 | Elevation 1103 m
1月11-12、14-16、18日に噴火が観測されています。航空カラーコードは「オレンジ」

Great Sitkin | Andreanof Islands (USA) | 31110 | Elevation 1740 m
18日に地震活動が過去二か月よりも低いレベルに低下した事が報告され、衛星画像でも活動が見られないので航空カラーコードは「グリーン」に引き下げられました。

Karymsky | Eastern Kamchatka (Russia) | 300130 | Elevation 1513 m
18日に火山灰を含む小さな噴煙が火山周辺で観測されました。航空カラーコードは「イエロー」

Kilauea | Hawaiian Islands (USA) | 332010 | Elevation 1222 m
特段の活動状況の変化は報じられていませんが、19日早朝に“Halema’uma’u”火口内で崩落が生じ、スパッターと“wall rock”が辺りを覆い岩片が駐車場付近まで達しました。

Klyuchevskoy | Central Kamchatka (Russia) | 300260 | Elevation 4754 m
11-12, 15, and 17日に熱異常が観測され、12、17-18日には火山灰を含む噴煙が東西に120km まで広がりました。航空カラーコードは「オレンジ」

Pacaya | Guatemala | 342110 | Elevation 2569 m
18-19日にストロンボリ式噴火が有り、噴出物は火砕丘の上空25mまで飛散しました。報告に拠ればストロンボリ式噴火により、火砕丘は周期的に破壊と建設を繰り返しています。溶岩流は先端で崩落を続けながら西側の山腹を400m下っています。ストロンボリ式噴火は2021日も継続し、南西側山腹で溶岩流が200m下っています。

Sabancaya | Peru | 354006 | Elevation 5960 m
噴火活動は前の週と変化無く活発で15-21日の間は連日平均57回の爆発を記録しています。火山ガスと火山灰を含む噴煙は火口縁の上空3.3kmまで上昇し、
亜硫酸ガスの噴出量は19日の観測では日量で3,410トンに達しています。

Sheveluch | Central Kamchatka (Russia) | 300270 | Elevation 3283 m
12-19日の間熱異常が観測されており、航空カラーコードは「オレンジ」

Sinabung | Indonesia | 261080 | Elevation 2460 m
18-23日の間、火山灰を含む噴煙は火口上空3.5kmに達しています。21-23日の間は白熱岩塊の岩屑雪崩が、東南東の山腹を1.35km流れ下りました。警戒レベルは1-4段階の“4”。

Turrialba | Costa Rica | 345070 | Elevation 3340 m
22日0000時の噴火では噴煙が火口縁の上空 500mまで上昇しました。

“Fuego”

“霧島山系新燃岳”,

“霧島山系硫黄山”,

以上

2018年1月18日木曜日

GVP 火山活動情報の概要:1月10日⇒16日;12火山

今週は火山の数は少ないのですが、最近噴火し始めた火山の情報量が多いので少し端折っています。詳細をご覧になりたい方は原文を参照下さい。
http://volcano.si.edu/reports_weekly.cfm
New Activity/Unrest

Kadovar | Papua New Guinea | 251002 | Elevation 365 m
1月8日の観測では新しい二つの火口が確認され、島の集落付近は火山灰で覆われていました。12日には突然噴火が激しくなり、これまでの最大の噴出が発生し、巨大な赤熱岩塊が南側に放出されましたが、これほどの噴火はこの日は1回だけでした。山頂部と南側から火映現象が観測されました。8日には大量の亜硫酸ガスの噴出が確認されました。1月6日に報告されていた亀裂は山頂から海岸まで伸び、12日の観測では割れ目は広がり大量の水蒸気が海水面付近から生じていました。13日の航空機からの観測では、山頂部の3カ所と、南東側水際火口と南側水際火口の5カ所の新しい火口が観測され、時折、大量の水蒸気と濃い灰色の火山灰が 1km 上空まで噴出しました。南側の水際の亀裂は活動していません。
NASA Earth Observatory にこの火山の噴煙画像があります。河口からの茶色の濁水の左側が“Kadovar”、右手が“Manam”。

https://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/view.php…

Mayon | Luzon (Philippines) | 273030 | Elevation 2462 m
1月13日1621時に水蒸気爆発が起こり、火山灰を含む噴煙は 2.5 km 上昇しました。地震波形では噴火を1時間と47分間記録しました。痕跡程度の降灰が各地で観測されました。警戒レベルは、0-5段階の“2”に引き上げられました。微かな火口付近の火映が2216時に観測され、14日0849時に5分間、他にも1143時のものは15分間継続する水蒸気爆発が発生しました。14日に、13日の1621時から14日の1925時までの間に、3回の水蒸気爆発と158回の岩屑雪崩が発生した事から警戒レベルは“3”に引き上げられました。新しい溶岩ドームの成長と溶岩が南側斜面に流れ出したことを示す、夜間には明るい火映が観測されました。15日には3回の斜面崩壊が発生し岩屑雪崩と小規模の火砕流を生じました。
⇒詳細の活動報告は下記のサイトでご覧になれます。
http://www.phivolcs.dost.gov.ph/

Nevados de Chillan | Chile | 357070 | Elevation 3180 m
1月9日に実施した航空機からの観測では、新しい溶岩ドームが、2017年12月21日に観測された新しい亀裂の位置に生じています。火山ガスと水蒸気が溶岩ドームの亀裂から生じています。ドームの表面温度は480℃。警戒レベルは「イエロー」

San Miguel | El Salvador | 343100 | Elevation 2130 m
14日と15日に灰色の火山灰を含む噴煙が火口縁上空300 m に達しました。

Ongoing Activity

Agung | Bali (Indonesia) | 264020 | Elevation 2995 m
期間中の一般的な活動は、灰色の火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 500 m まで上昇しています。11日1754時の噴火では火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 2.5 km に達しました。15日0723時の噴火では同様に 2 km まで上昇しました。11日現在、推定53,207名の避難民が233のシェルターに避難しています。警戒レベルは1-4の“4”です。

Aira 桜島 | Kyushu (Japan) | 282080 | Elevation 1117 m:省略

Kilauea | Hawaiian Islands (USA) | 332010 | Elevation 1222 m ⇒今週は2行だけでしたが省略

Klyuchevskoy | Central Kamchatka (Russia) | 300260 | Elevation 4754 m
5-6日と8-10日には衛星画像で少量の火山灰を含む噴煙が160 km の距離に達しています。6日と8日に弱い熱異常が観測されています。航空カラーコードは「オレンジ」
⇒NASA Earth Observatory に1月10日に撮影されたこの火山と9日の“Shiveluch”火山の衛星画像が掲載されています。

https://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php…

Sabancaya | Peru | 354006 | Elevation 5960 m
前の週同様に活発な活動が継続しています。8-14日の間は連日平均57回の爆発が発生しています。亜硫酸ガスの噴出量は12日の観測では日量 2,071 トンでした。

Sheveluch | Central Kamchatka (Russia) | 300270 | Elevation 3283 m
1月5-12日の間衛星画像で熱異常が観測されています。10日1035時の噴火では火山灰を含む噴煙が高度 10-11 km に達し、翌日に掛けて東に 900 km まで広がりました。航空カラーコードは10日に「レッド」に引き上げられましたが、この日遅くに「オレンジ」に戻されました。

Suwanosejima | Ryukyu Islands (Japan) | 282050 | Elevation 796 m
1月15日の噴火の際火山灰を含む噴煙が高度 1.8 km に達しました。

Turrialba | Costa Rica | 345070 | Elevation 3340 m
天候に阻まれて噴煙高度は観測出来ませんでしたが、1月15日0400に噴火が発生し降灰が報告されました。

今日の画像は①:Fuego, 

2018年1月16日火曜日

風化が織りなす石材模様:南浦和付近でのFW

月曜日は朝夕は厳しい冷え込みで、東浦和の公園の霜柱も4 cm 以上に伸びる状態ながら、

満開の蝋梅が早春の香りをいち早く感じる事の出来る一日だった。

 南浦和付近の二度目のFWとして、お隣の東浦和から西に向かって、埼玉スリバチ学会さんの1月6日のコースを念頭にしながら、今回は二ヶ所の「六地蔵」と二ヶ所の神社で凝灰岩質の石材を観察する事が出来ました。六地蔵はこれまであまり関心を惹かれる事が無かったのか殆ど記憶に残っていないのだが、太田窪観音堂では、改修された昔の観音堂礎石に伊豆の石灰質凝灰岩が使われていた事も有りしっかり観察させて頂いたのだが、地蔵の蓮華座の下の四角い台座部分の石材の部分が何れも伊豆の下田八幡神社裏の「幼稚園丁場」と呼んでいる石切り場で産出する石材に酷似しており、しかもその上に建つ六地蔵の御姿に比して如何にも美しい表面をしていて、一部の地蔵像と同じ石材なのに風化の状態が異なり興味を惹かれた。



もう一か所の根岸の観音堂脇の六地蔵⑤は、地蔵像の大部分はは太田窪と同じ凝灰岩だが、四角い台座は箱根溶岩(小松石)らしい事も面白い組み合わせだった。

 太田窪氷川神社では珍しく房州石の石垣と礎石に出会えた。改修で古い石材と新しい石材が混在していて、拝殿の礎石がもっとも新しく、大谷石(上)と房州石(下)の組み合わせ。

拝殿前の石垣は古いものだろうと思われるのだが、これは房州石。何故か石垣に嵌めこまれた奉納額だけは伊豆の緑色砂質凝灰岩が使われている。

房州石が江戸に出回り始めた頃に、運賃分だけでも易い房州石産地に(良く似た)「伊豆石」の注文が入っていた頃の名残だろうか?淡い桜色の「桜目」(さくらめ・おうめ)と称された岩片も観察される。常夜燈は台座から全て箱根溶岩なのだが、露わになってしまった礎石は伊豆の石灰質凝灰岩が使われている。

幟旗の竿を保管する細長い屋根掛け(覆屋)の木材も少し凝って弓型の曲線に心ひかれたが、その束石も伊豆の細粒の凝灰岩が補修時に組み込まれたコンクリート製の束石の中で強い自己主張をしている様に見えた。

 コース取りをミスって長徳寺と隣接する氷室神社と十度明神社に行き損ねたのと、神明の阿弥陀堂は直ぐ傍まで行っておきながら立ち寄れなかったので、今週中に機会が有ったら回ってみたい。利根川や江戸川周辺の田園地帯はこの時期、寒風が身に堪えるので、もう少し暖かくなるまでは、この付近の様に風を避ける事の出来る場所でFWをやりたいものだ。

2018年1月14日日曜日

博物館には様々な岩石の鑑定依頼が来る

博物館には様々な発掘の現場や、趣味としての岩石の鑑定依頼がやってくる。偶にそのような場所に居合わせて、その岩石が凝灰質だとつい口を出してしまう事が有る。
千葉県内の有る発掘現場から産地の鑑定を依頼された凝灰質砂岩の例

肝心な部分がボケたがスケールが入った外観図が他に無かったので、これは画像の横幅が8cm.ボケてしまった中心部の表面画像を下に。

発掘品なので、加工は一切できないので、ルーペで色彩が鮮やかな部分を探していると赤い小さな岩片が所々に目立つのと、粒子がやや大きめの石英粒子に富んでいるのが判る。しかも、構成粒子の外側を白い鉱物が取り囲んでいる。



鑑定は、類似の鉱物や岩片の性状や、粒度等を参考に手持ちの画像と比較していくのが一般的。私の手元の画像では下の二枚が比較的似ている。



これは黒滝層の中の石灰質に富む部分で「高宕石」と云う勝っては採掘されて仏像や神社等の階段石に良く使われていた石材。
但し、試料の方は全般的に高宕石よりも粗粒で、特に石英粒子がやや大きくて量が多い、
九十九里に近い山武市の成東石にも似るが、これも細粒なので一致しない。
含まれている赤味を帯びた火山岩片の類似が有るので、黒滝層かそれより多少古い石灰質で固められた凝灰質砂岩が、我々の知らない何処かに在るらしい。
データベースを積み上げるのも中々大変な作業です。

2018年1月11日木曜日

今年初めてのフィルドワークは浦和付近

1月6日の「埼玉スリバチ学会」さんのフィールドワークに参加出来なかったので、今年初めての一人フィールドワークは、南浦和の北西側、京浜東北線の西側で武蔵野線の北側を狙ってみた。この様な都市部は一般的には殆ど成果が出ないのだが、昨年は埼玉スリバチ学会のFWには大変お世話になったので、歩いてみる事にした。
さいたま南区白幡の「睦神社」では多くの神々が合祀されており、一部の社殿は玉石基礎が使われていたが、主神の「富士社」は残念ながらコンクリート基礎に改築されていた。
社殿の基壇に日付は刻まれていないが「石坂及石垣」の奉納額が埋め込まれていたので、念の為に参道を確認した処、正面参道は更に新しい時期に花崗岩を用いて改修されていたが、この参道と斜交する傾斜が緩い参道の上半分に伊豆軟石:石灰質生物遺骸(化石細片)を豊富に含む石灰質凝灰岩が使われていた。

階段の幅は約83cm, 踏面の奥行きは約30cm,で中央の参道に近い4段を除くと敷石二枚で一段と云うゆるい傾斜が使われている。前述の奉納額に「石坂」と刻まれていたので恐らくはこの事だろうと思われる。この画像の下側はコンクリート製に改修されていた。合祀が行われたのが明治四十年(1907)頃で、富士社は近隣から家曳きで移設されたとあるので、或いはとは思うが、この階段もその折に移設されたのだろうか?段丘崖の上の神社は、近くに貝塚も存在するので、海に近い存在だったと思われる。
以下、階段石の詳細図


踏面の化石細片観察画像例





以上

GVP 火山活動情報の概要:1月3日⇒9日;13火山

GVPの火山活動情報の概要を御案内します。
New Activity/Unrest

Agung  | Bali (Indonesia)  | 264020 | Elevation 2995 m
アグン火山の活動は依然として高いレベルで変動しています。ここ数日間の地表変位のデータは停滞していますが、地震観測、地表変位、地球科学的観測や目視観測によれば活動は継続しています。1月4日現在の避難者数は240シェルターに 70,610名に及んでいます。この日、避難地域は半径 6 km に変更されたので数千人は自宅に戻る事も選択可能です。半径 6 km 以内の住民は7ヶ村の17,115名です。1月3-9日の間、灰色から白い噴煙が火口縁の上空 2 km まで上昇し様々な方角に広がっています。警戒レベルは最高位の“4”です。

Kadovar  | Papua New Guinea  | 251002 | Elevation 365 m(FB既報)
カドバー島の歴史上最初の噴火が1月5日の現地時間の蛭に記録されました。島は直径 1.4 km で周辺は急角度の斜面に囲まれ、PNG本島の“Sepik River”北北東 25 km に位置します。“RVO”は、爆発的噴火により地すべりが発生し、その地すべりにより津波が発生する可能性を警告しました。“Samaritan”航空が撮影した画像では、灰色の火山灰と水蒸気の噴煙が山頂の南東側の火口から立ち昇っていました。島の面積の 60 % は、火砕流等の火山噴出物により覆われ、火砕流に拠るものと思われる降灰は 115 km WNW, 130 km W, and 140 km W等の“Wewak”地区の西海岸に沿って観測されました。衛星による観測では1月5日の0220UTCに噴火は始まっており、火山灰の噴煙が高度 2.1 km で西に向かっていると警告しました。航空カラーコードは「オレンジ」とされました。散発的な噴火と継続的な活動が衛星画像で9日も観測され、噴煙は 200 km 西と西北西まで観測されています。当初の報告では島の人口や避難レベルは明らかではありませんでしたが、
1月8日の報告に拠れば、591名の島民は北に10 km 離れた“Blup Blup island”に避難しています。報告に拠れば1月7-8日も火山灰は噴出し数十km 西北西にまで広がっています。⇒この火山島のGVPサイトは http://volcano.si.edu/volcano.cfm?vn=251002

Ongoing Activity

Aira  桜島 | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
2017年12月28日から2018年1月4日の間、桜島南岳火口でのごく小規模の噴火活動が報告されています。1月6日の1744時の噴火では南岳火口から900 m の距離まで噴石が飛んでいます。8日0359時の噴火では800 m まで噴出しています。警戒レベルは5段階の“3”。

Aoba  | Vanuatu  | 257030 | Elevation 1496 m
1月8日、“Aoba”火山からの降灰が島の北~北東に観測されました。天候が悪く目視観測も衛星画像も得られていません。翌日、現地の調査員が火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km で北西に広がっているのを観測しました。

Fuego  | Guatemala  | 342090 | Elevation 3763 m
1月4-9日の間、噴火に伴い火山灰を含む噴煙は火口縁の上空1.1 km まで上昇し様々な方角に広がりました。幾つかの噴火では衝撃波が発生しました。白熱岩塊が火口縁の上空 100-300 m まで噴出し、火口内と山腹に岩屑雪崩を生じています。






Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
特段の活動の変化は認められない様です。

Klyuchevskoy  | Central Kamchatka (Russia)  | 300260 | Elevation 4754 m
火山ガスと水蒸気に火山灰を含む噴煙が1月1日と3-4日に観測されており、3日には熱異常が観測ています。航空カラーコードは「オレンジ」


Pacaya  | Guatemala  | 342110 | Elevation 2569 m
1月4-9日の間、ストロンボリ式噴火が発生し、噴石が火砕丘の上空 50 m まで噴出しています。

Popocatepetl  | Mexico  | 341090 | Elevation 5426 m
1月1日1348時の爆発で生じた少量の火山灰を含む噴煙は火口縁上空 0.5 km まで上昇しました。3-9日の間は夫々110-588回の少量の火山灰を含む噴煙が生じ、白熱岩塊が山腹の200-300 m の範囲に飛散しました。爆発は1月8日の0131と0222にも発生しました。警戒レベルは「イエロー」です。⇒今日のライブカメラの画像では、全く静かです。http://www.webcamsdemexico.com/webcam-popocatepetl
“Tode el dia”を選択すれば過去1日程度の画像がタイムラプスでご覧になれます。今現在は噴煙画像が含まれています

Rincon de la Vieja  | Costa Rica  | 345020 | Elevation 1916 m
1月9日1758時に噴火し、噴煙が火口縁上空 1 km に達しました。

Sabancaya  | Peru  | 354006 | Elevation 5960 m
この火山の活動は前の週と同じ様なレベルで、1月1-7日の間、連日平均41回の噴火が発生しています。亜硫酸ガスの噴出量は、1月5日の観測では日量で 3,409トンと多めでした。火口から半径12 km 以内は立ち入り禁止です。


Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 | Elevation 3283 m
2017年12月29日から2018年1月5日の間、衛星画像で熱異常が観測されています。1月10日に衛星画像では火山灰を含む直径が192x132 kmの噴煙が観測され、噴煙は高度 10-11 km に達し北東に230 km まで到達しました。航空カラーコードは「レッド」に引き上げられました。この日遅く、350x180 km の噴煙が東に400 km に観測されました。航空カラーコードは「オレンジ」に引き下げられました。


Turrialba  | Costa Rica  | 345070 | Elevation 3340 m
1月8日0600時と1319時に火山灰を含む噴煙が火口縁のジョウクウ 400-500 m まで上昇しました。2005時の噴火では噴煙は火口縁の上空 800 m に達し、9日0630時の噴火時には同様に300mに達しました。噴火は1412時にも発生しましたが天候に阻まれて観測出来ませんでした。
以上
今朝の冠雪した新燃岳と数日前の硫黄岳の噴気を御案内します。



以上

2018年1月6日土曜日

16号線 柏市内のモアイ像

柏市内の16号線で南に向かう車がトンネルを過ぎて登り勾配の中間点付近にこの「モアイ像」らしきものが立ち並んでいる。

並び始めたのは、かなり前の事で私も記憶に無いのだが、モアイ像に使われている石材が一体何を使っているのか気になって居た。

あるいは「抗火石」でも使っていれば面白いなと思いながら、中々中途半端な処でバスを降りたくないし、散歩で出掛けるには少々遠い気がして随分月日が経過している。

今朝方、フト思いついて少し遠いが散歩がてら観に行ってきたのだが、どうやら花崗岩系の石材が使われているらしくて、チョッピリ残念。
因みに、このモアイ像や、最近は埴輪まで置かれるようになって来たので、意図が良く判らないのだが、この地域では古い100年か150年は続いている石材屋さんの御自宅らしい。