画像の高さはおよそ70cm。屯鶴峯等の凝灰岩石材は、採石跡の発掘記録を拝見していて、伊豆半島や房総半島の大部分の凝灰岩石材の採掘方法と異なり、堆積した層を引き剥がす様な採掘方法だと思っていた。大谷石を含めて「模様」としての堆積構造は見えるものの、強度的には層状の堆積模様は余り影響が無いので、房州石等のでは普通に水平に切り出せば斜めの縞模様が美しいのだが、屯鶴峯付近の凝灰岩露頭では層の厚みが限られているし、強度的にも方向性が強そうだし、採掘跡もかなり広い面積で板状に地層を引っ剥がす様な採石だと想像される。
でも、此の石材の左右の板は明らかに堆積構造が斜めに見える。
先日、山形市内で国指定重要文化財の二つの凝灰岩石材を用いた鳥居を観て来たのだが、およそ900年程度を経ているらしい。それだけ古い凝灰岩質石材の文化が有るのに、房州石や伊豆石の様な建築にそのまま石材表面を晒した蔵等を探し出す事は出来なかった。土蔵と表面に漆喰を塗り上げた蔵ばかり(中味を見る事が出来ないのが残念)だった。
2013年12月7日土曜日
2013年12月3日火曜日
法隆寺の凝灰岩質石材 (4)
この部分は堆積した火山灰層をぶち破って噴出したがその火山灰層がゴロゴロと崩れたのを巻き込んでしまった。と言う雰囲気です。
房州石等の凝灰岩質石材と、この付近の石材の採掘の仕方はかなり異なる様で、屯鶴峯付近の採石跡地の発掘資料を拝見していると興味深い。似たような採掘の仕方は、鋸山付近では「土丹」の採掘の仕方と良く似て居る様に思います。
房州石等の凝灰岩質石材と、この付近の石材の採掘の仕方はかなり異なる様で、屯鶴峯付近の採石跡地の発掘資料を拝見していると興味深い。似たような採掘の仕方は、鋸山付近では「土丹」の採掘の仕方と良く似て居る様に思います。
2013年12月2日月曜日
2013年12月1日日曜日
法隆寺の凝灰岩質石材 (2)
図の高さは約170mm。基壇の上の縁を彩る石材です。黒曜石と言うよりは真珠岩の様な小岩片が多数含まれて居ます。屯鶴峯や二上山周辺では、サヌカイトから黒曜石、真珠岩、流紋岩の流紋が標本の様に美しいものや、酸化によるピンクのやや円磨された様な礫、更には流紋岩質と思われるが薄灰色の流紋の無い岩片など様々な小岩片を含む層が観察出来ます。
2013年11月30日土曜日
2013年11月28日木曜日
野蒜石:ある造り酒屋さんの石壁 (4)
ブログのソフトがまた少し変調を来している。チョコマカと修正をくり返して居る為に小さなミスが集積していくらしい。
これは、堆積構造が見えている石材。野蒜石では比較的少ない部類だろう。白色の部分も少ないので、堆積した凝灰岩の表装の部分かも知れないなどと想像している。
これは、堆積構造が見えている石材。野蒜石では比較的少ない部類だろう。白色の部分も少ないので、堆積した凝灰岩の表装の部分かも知れないなどと想像している。
2013年11月27日水曜日
奈良・屯鶴峰の流紋岩
奈良の二上山にはサヌカイトが、どんずる峰には黒曜石に近い黒色岩や、灰色から乳白色の流紋岩、それに幾つかの層準には酸化したピンク色のスコリア質(良く発泡しています)礫が含まれています。これは公園の入口から少し奥の方に入った露頭の流紋岩です。少し太陽の光を浴びて光ってしまっていますが、中々良さげでした。勿論、サンプリングせずにそのままです。
たまに、流紋がハッキリして綺麗な断面をしているのが転がっていますが、手に取るとボロボロに風化していてがっかりします。こうして凝灰岩の中に埋まっているものは硬そうです。
たまに、流紋がハッキリして綺麗な断面をしているのが転がっていますが、手に取るとボロボロに風化していてがっかりします。こうして凝灰岩の中に埋まっているものは硬そうです。
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