2013年10月10日木曜日

野蒜石:塩竃石の石造建築物 (5)

石蔵には「矢部園茶田舗倉庫」と書かれた看板が掛けられていた。近付いて良く見ると倉庫の入口が路面よりは少し下がっている。壁面の石材のクローズアップを見ると含まれている軽石がすこし角ばって居る様に見える。

2013年10月8日火曜日

野蒜石:塩竃石の建築物 (4)

前にご紹介した大きな石蔵の道路を挟んで体面にこのお茶の蔵があります。
この付近は道路部分を含めて40cm程度嵩上げをしている様です。
この蔵はひょっとしたら家曳をせずに土間を埋めたのかもしれません。庇の位置がやや低い様に思われるのは気のせいでしょうか?

2013年10月7日月曜日

野蒜石:塩竃の石造建築物 (3)

今朝はタイミングが悪く画像をUPする事が出来なかったが、これも同じ蔵に使われていた石材。同じように軽石の風化部分が有るが、大谷石のミソ程は進んでいない。
此の石材は1個だけを取り出したが前の画像では数個の組み合わせの部分を取り出していて、石材と石材の間のモルタル(漆喰?)が見えるが、その隙間がかなり小さいので、或いは比較的新しい蔵なのだろうか?と思っている。
今月は博物館の観察会下見が入ったので、塩竃まで足を延ばす事は出来ないが来月には行けるだろうから確認したいな!

2013年10月6日日曜日

野蒜石:塩竃石を用いた石造建築物 (2)

壁面の石材を少し拡大して観察してみました。画面の中の薄茶色の部分は、チョット珍しいのですが、軽石が風化してしまったものの様です。大谷石には良く見られるものですが、東北では珍しいですね。
この壁面には他にも数か所似たような構造が見えます。
尚、この石蔵の腰回りは秋保石が使われている様です。

2013年10月5日土曜日

野蒜石:塩竃石を用いた建築 (1)

塩竃石を野蒜石の範疇に組み込む事には違和感を覚える方も居られるとは思う。
塩竃石は1/50,000地質図幅「塩釜」では松島湾層群網尻(あじり)層最下部の軽石凝灰岩とされ、川下石は中新世志田層群根古層の軽石凝灰岩であり、野蒜駅北側は野蒜石と同じく松島湾層群ではあるが、上部軽石凝灰岩部層。更に東名運河の南側には松島湾層群の凝灰角礫岩部層が分布し採掘されている。
 しかしながら、塩竃石の資源枯渇時には「小野」地区と川下地区で採石が行われており、「塩釜石」の建造物と云えども、正確に塩竃で採掘されたものか?判断材料がないので此処では一括して扱う。岩相についても現在までの調査ではそれ程の大きな差が確認出来ていない。勿論、調査不足の指摘は甘んじて受けるしかない。今後の調査で更に裏付けを得てゆきたいと考える。

塩竃石の建造物としては取り敢えず本塩釜にあるこれは酒造業者の蔵だと思われる巨大な石造建築物をご紹介する。

2013年10月4日金曜日

野蒜石:川下丁場 (4):切断装置

石材の切断に用いられている装置は大谷で用いられているものと同様で、横方向については手前のハンドルでチェーン駆動で減速機構が組み込まれたワイヤーを巻き取るウインチを利用し、丸歯のカッターは、電源ケーブルが見えないので、小型のエンジンを積んでいるらしい。残念ながらシートに包まれていて確認出来なかった。

2013年10月3日木曜日

野蒜石:川下丁場 (3) 石材の表面


上の画像は恐らく矢を用いて起こした面、下の画像は言うまでも無く切断された面です。夫々に内部構造の現れ方が異なり興味深いので両方を一緒に掲示してみました。

これに少し似た石材が伊豆の下田にもありました。何れご紹介しましょう。現在は勿論採掘されていません。