2018年1月11日木曜日

GVP 火山活動情報の概要:1月3日⇒9日;13火山

GVPの火山活動情報の概要を御案内します。
New Activity/Unrest

Agung  | Bali (Indonesia)  | 264020 | Elevation 2995 m
アグン火山の活動は依然として高いレベルで変動しています。ここ数日間の地表変位のデータは停滞していますが、地震観測、地表変位、地球科学的観測や目視観測によれば活動は継続しています。1月4日現在の避難者数は240シェルターに 70,610名に及んでいます。この日、避難地域は半径 6 km に変更されたので数千人は自宅に戻る事も選択可能です。半径 6 km 以内の住民は7ヶ村の17,115名です。1月3-9日の間、灰色から白い噴煙が火口縁の上空 2 km まで上昇し様々な方角に広がっています。警戒レベルは最高位の“4”です。

Kadovar  | Papua New Guinea  | 251002 | Elevation 365 m(FB既報)
カドバー島の歴史上最初の噴火が1月5日の現地時間の蛭に記録されました。島は直径 1.4 km で周辺は急角度の斜面に囲まれ、PNG本島の“Sepik River”北北東 25 km に位置します。“RVO”は、爆発的噴火により地すべりが発生し、その地すべりにより津波が発生する可能性を警告しました。“Samaritan”航空が撮影した画像では、灰色の火山灰と水蒸気の噴煙が山頂の南東側の火口から立ち昇っていました。島の面積の 60 % は、火砕流等の火山噴出物により覆われ、火砕流に拠るものと思われる降灰は 115 km WNW, 130 km W, and 140 km W等の“Wewak”地区の西海岸に沿って観測されました。衛星による観測では1月5日の0220UTCに噴火は始まっており、火山灰の噴煙が高度 2.1 km で西に向かっていると警告しました。航空カラーコードは「オレンジ」とされました。散発的な噴火と継続的な活動が衛星画像で9日も観測され、噴煙は 200 km 西と西北西まで観測されています。当初の報告では島の人口や避難レベルは明らかではありませんでしたが、
1月8日の報告に拠れば、591名の島民は北に10 km 離れた“Blup Blup island”に避難しています。報告に拠れば1月7-8日も火山灰は噴出し数十km 西北西にまで広がっています。⇒この火山島のGVPサイトは http://volcano.si.edu/volcano.cfm?vn=251002

Ongoing Activity

Aira  桜島 | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
2017年12月28日から2018年1月4日の間、桜島南岳火口でのごく小規模の噴火活動が報告されています。1月6日の1744時の噴火では南岳火口から900 m の距離まで噴石が飛んでいます。8日0359時の噴火では800 m まで噴出しています。警戒レベルは5段階の“3”。

Aoba  | Vanuatu  | 257030 | Elevation 1496 m
1月8日、“Aoba”火山からの降灰が島の北~北東に観測されました。天候が悪く目視観測も衛星画像も得られていません。翌日、現地の調査員が火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km で北西に広がっているのを観測しました。

Fuego  | Guatemala  | 342090 | Elevation 3763 m
1月4-9日の間、噴火に伴い火山灰を含む噴煙は火口縁の上空1.1 km まで上昇し様々な方角に広がりました。幾つかの噴火では衝撃波が発生しました。白熱岩塊が火口縁の上空 100-300 m まで噴出し、火口内と山腹に岩屑雪崩を生じています。






Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
特段の活動の変化は認められない様です。

Klyuchevskoy  | Central Kamchatka (Russia)  | 300260 | Elevation 4754 m
火山ガスと水蒸気に火山灰を含む噴煙が1月1日と3-4日に観測されており、3日には熱異常が観測ています。航空カラーコードは「オレンジ」


Pacaya  | Guatemala  | 342110 | Elevation 2569 m
1月4-9日の間、ストロンボリ式噴火が発生し、噴石が火砕丘の上空 50 m まで噴出しています。

Popocatepetl  | Mexico  | 341090 | Elevation 5426 m
1月1日1348時の爆発で生じた少量の火山灰を含む噴煙は火口縁上空 0.5 km まで上昇しました。3-9日の間は夫々110-588回の少量の火山灰を含む噴煙が生じ、白熱岩塊が山腹の200-300 m の範囲に飛散しました。爆発は1月8日の0131と0222にも発生しました。警戒レベルは「イエロー」です。⇒今日のライブカメラの画像では、全く静かです。http://www.webcamsdemexico.com/webcam-popocatepetl
“Tode el dia”を選択すれば過去1日程度の画像がタイムラプスでご覧になれます。今現在は噴煙画像が含まれています

Rincon de la Vieja  | Costa Rica  | 345020 | Elevation 1916 m
1月9日1758時に噴火し、噴煙が火口縁上空 1 km に達しました。

Sabancaya  | Peru  | 354006 | Elevation 5960 m
この火山の活動は前の週と同じ様なレベルで、1月1-7日の間、連日平均41回の噴火が発生しています。亜硫酸ガスの噴出量は、1月5日の観測では日量で 3,409トンと多めでした。火口から半径12 km 以内は立ち入り禁止です。


Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 | Elevation 3283 m
2017年12月29日から2018年1月5日の間、衛星画像で熱異常が観測されています。1月10日に衛星画像では火山灰を含む直径が192x132 kmの噴煙が観測され、噴煙は高度 10-11 km に達し北東に230 km まで到達しました。航空カラーコードは「レッド」に引き上げられました。この日遅く、350x180 km の噴煙が東に400 km に観測されました。航空カラーコードは「オレンジ」に引き下げられました。


Turrialba  | Costa Rica  | 345070 | Elevation 3340 m
1月8日0600時と1319時に火山灰を含む噴煙が火口縁のジョウクウ 400-500 m まで上昇しました。2005時の噴火では噴煙は火口縁の上空 800 m に達し、9日0630時の噴火時には同様に300mに達しました。噴火は1412時にも発生しましたが天候に阻まれて観測出来ませんでした。
以上
今朝の冠雪した新燃岳と数日前の硫黄岳の噴気を御案内します。



以上

2018年1月6日土曜日

16号線 柏市内のモアイ像

柏市内の16号線で南に向かう車がトンネルを過ぎて登り勾配の中間点付近にこの「モアイ像」らしきものが立ち並んでいる。

並び始めたのは、かなり前の事で私も記憶に無いのだが、モアイ像に使われている石材が一体何を使っているのか気になって居た。

あるいは「抗火石」でも使っていれば面白いなと思いながら、中々中途半端な処でバスを降りたくないし、散歩で出掛けるには少々遠い気がして随分月日が経過している。

今朝方、フト思いついて少し遠いが散歩がてら観に行ってきたのだが、どうやら花崗岩系の石材が使われているらしくて、チョッピリ残念。
因みに、このモアイ像や、最近は埴輪まで置かれるようになって来たので、意図が良く判らないのだが、この地域では古い100年か150年は続いている石材屋さんの御自宅らしい。

2018年1月5日金曜日

久し振りに日光連山と高原山

 ここ数年、新年早々に今市の漬物屋に大根の漬物を買いに立ち寄り、その近くの大谷川(だいやがわ)の河川敷の公園から日光連山の写真を撮り、その後は、その日の気分で適当に何処かに遊びに行くと云う事を続けている。今日は余り良い日和とも思えなかったが、例年の事だしと出掛けた処、空気が澄み切っていてなんとかそれらしい山の画像が撮れた。
 大好きな高原山は途中の畑の前で撮影し、益子と笠間の中間に在る「良い村」と云う(年に数回は必ず立ち寄る)不思議なお菓子屋さんに立ち寄ったが、例年正月限定のお菓子は、今年は未だ造っておらず、来週の事と聞いて諦めて、でも少しばかり美味しいお菓子を購入させて頂いた。
男体山:2,486 m,
















大真名子+小真名子山:2,376 m + 2,323 m ,

女峰~赤薙山:2,483 m + 2,070 m 等。



高原山の峰々:最高峰は1,795 m 。

GVP 火山活動情報の概要:2017年12月27日⇒2018年1月2日;12火山

New Activity/Unrest
Agung  | Bali (Indonesia)  | 264020 | Elevation 2995 m
2017年の12月27日から2018年の1月2日の間、灰色から白色の噴煙を火口縁の上空 2 km まで上昇させ様々な方角に広がっていました。夜間には白熱現象が観測されていました。
警戒レベルは1-4段階の“4”であり、立ち入り禁止区域は全方向の半径 8 km 以内と、北北東・南東・南および南西方向の半径 10 km 以内です。

Bezymianny  | Central Kamchatka (Russia)  | 300250 | Elevation 2882 m
中規模の火山ガスと火山灰の噴出と、溶岩ドームの北側山腹を流れ続ける溶岩流が報告されています。衛星画像では熱異常が観測されています。
航空カラーコードは「イエロー」に引き下げられました。

Kanlaon  | Philippines  | 272020 | Elevation 2435 m
この期間には3回の噴火活動が観測されました。濃密な気象上の雲により目視観測は阻まれましたが、12月30日には水蒸気の噴煙が火口縁の上空 500 m まで上昇しました。
警戒レベルは 0-5 段階の“2”です。

Pacaya  | Guatemala  | 342110 | Elevation 2569 m
12月31日から1月1日まで、ストロンボリ式噴火が継続していた事が報告されました。

Ongoing Activity
Aira  桜島 | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
ごく小規模の噴火活動が南岳の昭和火口で12月25-28日の間続きました。25日の0414時の噴火では噴石が南岳火口から 300 m まで噴出しました。警戒レベルは5段階の“3”。

Cleveland  | Chuginadak Island (USA)  | 311240 | Elevation 1730 m
12月27日と31日及び1月1日に、山頂火口の表面温度が上昇した事が衛星画像で観測されましたが、それ以外の活動は天候が悪く観測されませんでした。
地震計と空振計は通常レベルでした。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Dukono  | Halmahera (Indonesia)  | 268010 | Elevation 1229 m
12月26日から1月2日の間、火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km まで上昇し、様々な方角に広がった事が観測されました。

Ebeko  | Paramushir Island (Russia)  | 290380 | Elevation 1103 m
この火山の東 7 km に駐在の火山学者の観測に拠れば、12月25日の噴火で生じた火山灰を含む噴煙は高度 1.5 km に達しました。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
特段の火山活動の変化は記録されていません。12月29日に公表された“Episode 61g breakouts continue near the base of the pali”と題する数枚の画像と
短い動画がHVOのサイトにあります。動画からキャプチャーした画像をFBで紹介しています。
https://volcanoes.usgs.gov/volcanoes/kilauea/multimedia_chronology.html



Klyuchevskoy  | Central Kamchatka (Russia)  | 300260 | Elevation 4754 m
少量の火山灰を含む火山ガスと水蒸気の噴煙は、12月22-25日の間も東に 220 km まで広がりました。弱い熱異常が22日に観測されています。
航空カラーコードは「オレンジ」です。

Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 | Elevation 3283 m
12月22-25日の間衛星画像で熱異常が観測されています。26日に生じた爆発では、生じた火山灰を含む噴煙は高度 8 km に達し、北東にに 300 km まで広がりました。
航空カラーコードは「オレンジ」です。

Sinabung  | Indonesia  | 261080 | Elevation 2460 m
この間、噴火活動で生じた火山灰を含む噴煙は火口縁の上空 3.2 km まで上昇し様々な方角に広がりました。27-29日には火砕流が南南東には 4.6 km 、東と南には 3.5 km 下りました。
カムチャツカ半島の“Avachinsky”

Guatemala,“Fuego”

カムチャツカ半島の“Kizimen”

ペルーの“Sabancaya”

同じく“Ubinas”

以上

2017年12月28日木曜日

GVP 火山活動情報の概要:12月20日⇒26日;15火山

New Activity/Unrest
Agung  | Bali (Indonesia)  | 264020 | Elevation 2995 m
12月20-6日の間、灰色から白色の噴煙が火口縁の上空 2 km まで上昇。夜間には時折火映現象が観察されました。22-23日の噴火活動では濃密な火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 2.5 km まで上昇しています。12月25日現在71,045名の避難民が239箇所のシェルターにいます。警戒レベルは1-4段階の“4”。

Bezymianny  | Central Kamchatka (Russia)  | 300250 | Elevation 2882 m
12月20日の爆発的噴火では噴煙を高度 15 km まで上昇させ、北東に 320 km まで広がりました。21-22日には熱異常が観測されています。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Kanlaon  | Philippines  | 272020 | Elevation 2435 m
12月19-20日には412回の火山性地震が観測されました。また、21日の0223時には山頂火口で火山ガスの噴出を伴ったであろう、爆発型の火山性地震を観測しています。この日遅く、水蒸気の噴煙は400m上昇していました。翌日には一日の地震発生数は957回に及びましたが、22-23日には20回に減少し、24-25日には382回から776回に増加し更に26日には82回に現象しました。21日には白い噴煙が300m、26日には700m上昇しましたが、天候が悪く視界は良好ではありませんでした。警戒レベルは0-5段階の“2”です。

Klyuchevskoy  | Central Kamchatka (Russia)  | 300260 | Elevation 4754 m
16-19日の間、衛星画像で火山灰を含む火山ガスと水蒸気の噴煙が東に140kmまで広がっていたことが確認されました。弱い熱異常が16日に観測されています。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Pacaya  | Guatemala  | 342110 | Elevation 2569 m
12月24-26日にストロンボリ式噴火がパカヤ火山の“Mackenney”火砕丘で発生し噴石を火砕丘の上空50mまで噴き上げていました。

Ongoing Activity
Aira  桜島 | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
12月18-25日の間ごく小規模の噴火活動が南岳火口で発生していました。25日0514時の噴火では火口上空500mまで噴石を吹き上げました。警戒レベルは5段階の“3”です。

Bagana  | Bougainville (Papua New Guinea)  | 255020 | Elevation 1855 m
12月25-26日に火山灰を含む噴煙が高度2.4 km に達しました。

Dukono  | Halmahera (Indonesia)  | 268010 | Elevation 1229 m
12月20-25日の間火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km に達していました。

Ebeko  | Paramushir Island (Russia)  | 290380 | Elevation 1103 m
クベルトに拠れば12月16日に火山灰を含む噴煙が観測されています。熱異常も同時に観測されています。東に7km離れた島の火山学者は18-19日と21-22日に火山灰を含む噴煙が高度 3.5 km に達した事を報告しています。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Karymsky  | Eastern Kamchatka (Russia)  | 300130 | Elevation 1513 m
12月14日に生じた火山灰を含む噴煙は東北東に114kmまで広がった事が観測されています。その後、火山灰を含む噴煙は観測されておらず、24日に航空カラーコードは
「イエロー」に引き下げられました。

Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
特段の変化は無いようですが、地表面を流れる溶岩流は活発な状態です。

Nevados de Chillan  | Chile  |  | Elevation 3212 m
前の週に比べここ数日活動は活発化しています。活動は、毎時四回程度の小さな噴火を伴い、火山ガスと火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 1 km まで上昇しています。20日の噴火では白熱岩塊が火口縁を越えました。警戒レベルは「イエロー」を維持しています。

Oraefajokull  | Iceland  |  | Elevation 2010 m
前の週に比べると、この火山周辺の地震活動はバックグランドレベルを越えていますが安定しています。航空カラーコードは「イエロー」です。12月に観測された最大の地震はM2.5 でしたが、それ以外の地震はM1 以下の規模です。震源はカルデラ内の深さ 2~10 km 付近に限定されています。



Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 | Elevation 3283 m
12月19-21日には熱異常が観測されています。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Sinabung  | Indonesia  | 261080 | Elevation 2460 m
12月20-23日には火山灰を含む噴煙が 3.7-4.9 km まで上昇し、20-21日には、東から南西に広がりましたがそれ以外の日には天候が悪く観測出来ませんでした。

本日ご紹介する火山カメラ画像は以下の通りです。
“Ambrym”,

“Etona”,

“Fuego(2)”,



“Kizimen”,

“Popocatepetl”,

“Nevada del Ruiz”,

“Sabancaya”,

“Shishaldin”,

“霧島連山・硫黄山”.

以上

2017年12月23日土曜日

石質で表現される神仏(?)

我孫子市の湖北台に弘長三(1263)年が開基と伝えられる正泉寺と云う大きく歴史の在る寺院があります。我孫子市内の石材調査に補足する必要が有ったので少しルートを変えてこの寺院にも立ち寄ってみました。
歴史を感じさせる鐘楼の左右に、画像右側には「三日月不動尊」の額が掛り、三体の石仏が祀られていました。



扁額は凝灰質砂岩の様ですが、銚子石とは異なり伊豆だろうかと思うのですが定かではありません。
三体の仏像の一番右手の画像です。

板碑かと思ったのですが、表面に刻まれた文字が確認出来ません。小さな凹凸が有りますが、特徴ある色彩や形状が無いので焦点を合わせる事が難しく難儀しました。石材は小さな凹凸から点紋片岩だろうと想像しています。
次の画像は僅かに赤色の彩色が施されている雰囲気ですが、下総型板碑に使われるつくばの片岩だろうと見当を付けてみました。不動明王像でしょうか?

左端は、細粒の花崗岩に雷様でしょうか?梵字なのでしょうか?悔しいけれど小生には理解不可能な世界です。

鐘楼の反対側は「新四国相馬霊場第73番」札所の大師堂です。失礼ながら狭い隙間から撮影したので上の方がピンボケに成りましたので下の部分だけトリミングしてしまいましたが、伊豆の凝灰岩が使われています。

大師様にはこの石材が多いですね。何処かに年号が刻まれていないかと、御背中の部分まで覗いてみたい誘惑に駆られますが流石にそこまでは出来ないでいます。この日は珍しいものを色々と拝見しました。

GVP 火山活動情報の概要:12月13日⇒19日:19火山

New Activity/Unrest
Agung  | Bali (Indonesia)  | 264020 | Elevation 2995 m
12月13-19日の間、灰色から白色の噴煙が火口縁の上空 2.5 km まで、視界が妨げられている日以外は上昇している事を観測しています。夜間には火映が観察されます。警戒レベルは“4”を維持しています。BNPBが火口の画像を公開し、そのおよそ1/3 が溶岩で満たされているとして“ an estimated 20 million cubic meters of lava”とコメントしています。その画像を添付しています。

Bezymianny  | Central Kamchatka (Russia)  | 300250 | Elevation 2882 m
12月18日に溶岩ドームの南東側山腹で高温の岩屑雪崩が障子戸事がウエブカメラで確認され、航空カラーコードをオレンジに引き上げました。20日1555時に強い爆発が発生し、火山灰を含む噴煙が10-15 km まで上昇したので、航空カラーコードを「レッド」に引き上げました。そのご、活動が低下したので航空カラーコードはオレンジに引き下げられました。



Kanlaon  | Philippines  | 272020 | Elevation 2435 m
9日7に発生した水蒸気爆発の前の12月2-8日の間は平均して連日1~7回の火山性地震が記録されています。12月10日には3回の発生しただけですがそのの数は急増し翌日には155回に増え、13日には578回、翌日には更に1,007回を、更に15日には極大値の1,217回を記録しました。処が、16日には149回に、更に19日には6回以下に減少しました。13日と14日には白い水蒸気の噴煙が火口の800m と300mまで上昇しました。12月15日も白い水蒸気が噴出しましたが、16-18日は山頂付近の天候が悪く目視観測は妨げられました。

Klyuchevskoy  | Central Kamchatka (Russia)  | 300260 | Elevation 4754 m
衛星画像で火山ガスと水蒸気の噴煙が上昇しえ地る事が弱い噴気活動と共に観測されていません。航空カラーコードはオレンジです。

Pacaya  | Guatemala  | 342110 | Elevation 2569 m
12月12-19日の間ストロンボリ式噴火が発生し、噴石は100m程度上昇しました。75mまで伸びた溶岩流が北西側山腹に観測されます。

Shishaldin  | Fox Islands (USA)  | 311360 | Elevation 2857 m
地震活動と空振の観測から12月13-19日の間の活動は活発化しているものと思われます。13-14日には激しい噴気が確認されましたが視界が悪くその後は観測出来ませんでした。航空カラーコードは「イエロー」です。

Stromboli  | Aeolian Islands (Italy)  | 211040 | Elevation 924 m
8月から11月に掛けての噴火活動は控えめなものでした。ここ数か月は活動は比較的頻繁に火口内の別個の火口から爆発が起こる傾向にあり“26 July, 23 October, 1 November, and 1 December 2017”の四つの期間に分割出来る様で、もっとも最近は活発な活動を示しています。12月15日朝には有る噴火口からスパッターが噴出し始め、1400時には二ヶ所の噴火口から流れ始めましたが、午後にはスパッターの発生もやみ溶岩流も流れを止めました。

Ongoing Activity

Aira  桜島 | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
12月14日と18日には南火口から、16日には昭和火口から小規模な噴火が発生しました。

Cleveland  | Chuginadak Island (USA)  | 311240 | Elevation 1730 m
12月17日の1817時に地震と空振から噴火が発生した事が確認されました。衛星画像では噴火は確認されず、航空カラーコードは「オレンジ」です。

Dukono  | Halmahera (Indonesia)  | 268010 | Elevation 1229 m
12月13日から19日の間、火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km まで上昇した事が観測されました。

Ebeko  | Paramushir Island (Russia)  | 290380 | Elevation 1103 m
12月8-9-11日に噴火が有り、火山灰を含む噴煙が高度 2.3 km まで上昇した事が報告されました。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Fuego  | Guatemala  | 342090 | Elevation 3763 m
12月14日に火山活動が活発化し、この日に発生したブルカノ式噴火では、生じた火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 1.7 km まで上昇しました。14-15日の間は活動が活発で毎時5-8回程度の噴火が発生し、噴煙は 1.2 km 上昇し、噴石は 200-250 m 上昇しました。16-19日の間には噴火は毎時 4-6 回発生し、噴石は火口上空 100-150 m に達しました。

Karymsky  | Eastern Kamchatka (Russia)  | 300130 | Elevation 1513 m
衛星画像で火山灰を含む噴煙が14日に確認され航空カラーコードは「オレンジ」に引き上げられました。

Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
特段の活動の変化は報告されていません。

Lopevi  | Vanuatu  | 257050 | Elevation 1413 m
12月20日に小規模の噴火が衛星画像で確認されました。

Reventador  | Ecuador  | 352010 | Elevation 3562 m
12月12-19日の間火山ガス・水蒸気・火山灰等による噴煙が山頂火口の上空 600 m まで上昇していました。火口の火映もしばしば観測され岩石が山腹を600 m 程度転がり落ちています。警戒レベルは「オレンジ」です。撮影時期は不詳ながら下記に噴火画像有。
https://www.theguardian.com/world/video/2017/dec/20/ecuadors-troublemaker-volcano-sends-lava-flying-in-fiery-explosion-video

Sabancaya  | Peru  | 354006 | Elevation 5960 m
前の週に比べると活動は沈静化しており、11-17日の間は連日55回程度の噴火回数です。12月15日の観測では亜硫酸ガスの噴出量は日量で2,200 トンでした。

Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 | Elevation 3283 m
熱異常が 8, 11, and 13-14 Decemberに観測されています。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Sinabung  | Indonesia  | 261080 | Elevation 2460 m
12月13-19日の間、火山灰を含む噴煙は高度4-5.5 km まで上昇していました。高温岩塊の岩屑雪崩が 3.5 km 流れ下っています。
以上