2012年4月30日月曜日

富浦町で見掛けた石垣

JR内房線の車窓に館山湾が広がり始める位置に「那古船形」駅が在る。夫々1時間に1本程度の上り下りの電車が停車する小さな駅で、駅前広場は急角度に曲がる道を曲がる車の緩和曲線として走行されるので、下手に車を止める事が出来ない。この駅から25-6分、東京湾に突き出した大房岬に向かって歩くと途中の崖に地層の積み重なりを示す崖が見え「崖観音」が祭られている。
この付近は古い採石場跡地らしく、手掘りの採掘跡が残っている。街中にもこの石材を土台石や石垣に使用した例が残っているのだが、これは比較的最近に補修をしたらしい石垣。スケールに野帳を置いています。石垣の材質は、黒い玄武岩質スコリアが大量に含まれて居るので、平塚市博物館なら房州石」にひっくるめてしまいそうだが、房州石とは形成された地質年代と堆積環境が異なり一緒には出来ない。この付近(大房岬と)のその東に連なる地層は昔は「三浦層群鏡ヶ浦層」と呼ばれた地層で、新第三紀中新世から鮮新世の頃に堆積したらしい。今は房総半島では不整合の対比上三浦層群の名を使うのは好ましくないのだそうだ(富津地域の地質:13頁辺り)・・・
本筋から外れてしまった。大房岬に向かう道すがら見掛けた石垣。多分この付近の素材だろうと思う。残念なのはこの画像の右手、角を曲がると何故か嶺岡の枕状溶岩に突然変わる事。どうせ使うならもっと枕らしい枕状溶岩を使ってほしかった!

山形城の石垣  本丸

昨日は今年一番の猛暑の中を房総半島の館山市と南房総市の境目辺りを彷徨していてすっかり疲れてしまい、画像のUPが出来ませんでした。暑さでヘタって雪景色の山形城の画像を調整していると不思議な気がしますね。ここは本丸。美しいですね。


2012年4月28日土曜日

山形城の石垣 南大手門付近


山形城の大手門の石垣は明らかに修復されたものだと素人目にも判りますが、この上の画像もやはり修復されたものなのでしょうね?ほぼ同じ場所で上の画像と下の画像では、野石の積み方に大きく差が在ります。下の画像の部分は昔からのものなのでしょうか?きっとそうなのでしょうね。



2012年4月27日金曜日

芦野石 石の美術館

今日は那須岳の東、那須町芦野を歩きました。此処には芦野火砕流の凝灰岩である芦野石を使った「石の美術館」があります。溶結していてこの様に圧密した軽石の模様が淡く美しい石材でとても耐久性も高い石材です。溶結部は巨大な柱状節理(熔岩の柱状節理とは一風異なります)の在る部分や節理が目立たない場所とがあります。山形城の石垣の連載が終えたら少し整理しながらご案内しましょう。
石の美術館の直ぐ傍には御殿山と言う桜の名所が在り、満開をやや過ぎた桜が雨に散って遊歩道を淡く桜色に染めていて美しい眺めでした。美術館のHPは下記です。




2012年4月26日木曜日

山形城 石垣

勿論、野石積みの個別の顔ばかり撮影していた訳では無い。2月中旬のこの日は結構寒くて駅からこの城跡に行くのも結構大変な“作業”でした。これはこれまでご案内した石積みの在る付近。大手門の直ぐ傍です。

2012年4月25日水曜日

山形城の野石積 安山岩のゼノリス(3)

此処にもゼノリスが多い安山岩があります。ゼノリスは岩石種を見極めるのが結構難しいですが、興味深い存在です。ゼノリスに似たもので、結晶が入り込んでいるなんてものもありますね。
山口の火山やそれに繋がる北九州の単性火山群には、玄武岩溶岩の中に石英の結晶が含まれて居る事があります。なんで玄武岩に石英!と思うのですが、要するに噴火の過程で何処からか混ざり込んできてしまったと言うから面白いです。萩の笠山のある時期の溶岩には実に沢山の石英結晶が入っていてびっくりした事があります。残念ながらその時採集した玄武岩溶岩は今は手元にありません。でも笠山に行けば面白い様に探し出せると思います。北九州市八幡西区の小さな火山にも有りました。

2012年4月24日火曜日

山形城の野石積み 安山岩のゼノリス(2)

一部画像がダブっていて恐縮だけど前の画像の隣の石のゼノリスの状態です。左上の岩塊にも小さなゼノリスが二つ!勿論、目立つ場所を撮影したのだけれど、多いですね。
安山岩は、時に気泡の列を含んで居たり結構石垣を観察すると面白いですよ!北の丸公園の中の石垣には気泡の列が在ったりして一人ニンマリと楽しんでいます。