所在地:国土地理院地図座標:35.789708,140.215013
印旛日本医大駅から徒歩:1.3 km
計画では、これまで石材を観察した1,430ヵ所の観察記録を、ランダムにご紹介するのだが、松虫塚と松虫寺・松虫姫神社は余りにも近いのと、似た様な石材や房総半島の石材も有るのでご紹介する事にした。
松虫寺は所謂「古刹」と言われる場所で、歴史的に貴重なものも多い様だ。従って、石材も様々なものが用いられているのだが、いかんせん時代が古いので所々、目立たぬように改修されている。改修されている部分と、改修されていないけれど表面の風化が進んでいる部分の観察をしていると、時に全く別の石材を思い浮かべる時が有る。砂礫を含む凝灰質礫岩の場合は、含まれる礫の種類を(色分けだけでも良いのだが)押さえてないとまちがいをおかしそうだ。松虫姫神社とその霊廟は寺の境内の一角を占めている。
燈籠の棹に用いられている下田市須崎半島付近に産出する石灰質の砂岩建物には周囲に銚子の砂岩が多数使われている。青白いのとこの様に鉄錆色を呈すものが有る
細粒の緑色凝灰岩に見えるが、たまたま細粒の部分が見えている、探せばやや粗粒の部分が見えてくる緑色凝灰岩
山門脇の石積みにも強いられたやや硬い角礫を含む緑色凝灰岩
北総鉄道の印旛日本医大駅から徒歩圏内に、先にご紹介した「松虫百庚申」が傍にある。
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