国内火山の活動については省略しています。気象庁のウエブサイトを産種下さい。
Chirinkotan | Kuril Islands (Russia) | Elevation 724 m | 0900-26 : 290260
衛星画像で11月21日に火山ガスと水蒸気の噴出が強まり、熱異常も観測された。熱異常は11月25日にも観測され、水蒸気と火山ガスの噴気は27日には南東に40kmまで広がった。水蒸気と火山ガスの噴出は28日と30日にも観測された。航空カラーコードはイエローに引き上げられた。
Fogo
| Cape Verde | Elevation 2829 m | 1804-01 :384010
報道に拠れば、“Cha”カルデラ内の“Fogo's Pico cone”火砕丘からの噴火は11月26日から12月2日の間も継続している。30日の朝には噴火は強まり、溶岩は毎時20mの速度で流れ続け、カルデラ内の主要都市である“Portela”と国立公園を結ぶ道路を閉鎖した。
行政はカルデラ内の全ての住民に避難を呼びかけた。溶岩流は25軒の家屋、広域の農場、国立公園博物館(?)やその他のインフラを破壊している。12月2日には溶岩流は二つに分岐し、24時間後にはその速度を速め、更に数軒の家屋と学校とホテルを飲み込んだ。
Heard
| Kerguelen Plateau | Elevation 2745 m | 0304-01 : 234010
1年半振りの再登場でしょうか?
11月2-30日の"NOAA"衛星画像で火山の東側山腹に熱異常が観測されている。12月1-2日は厚い雲に阻まれて観測出来なかった。この火山の熱異常は"MODIS"衛星では2014年の9月と2014年7月21日(日にちの並びが変ですが原文は“from September 2014 to 21 July 2014”)と更に11月16日にも観測されており、溶岩湖の存在と溶岩が流れ出している事を示唆している。
Moyorodake [Medvezhia] | Iturup (Etorofu) Island (Japan/Russia) | Elevation 1124 m | 0900-10 : 290100
“SVERT”に拠れば、この10日間余り、熱異常と強い水蒸気と火山ガスの活動が“Medvezhia”火山地帯の“Kudriavy”成層火山で観測されている、11月27日には熱異常の検出領域とその強度が強まった。航空カラーコードはイエローに引き上げられ、水蒸気と火山ガスの噴出は29日にも観測された。
Sinarka
| Shiashkotan Island (Russia) |
Elevation 934 m | 0900-29:290290
11月27日、衛星画像で水蒸気と火山ガスの噴気が南東に50kmまで広がっているのが観測された。雲に阻まれて11月24日から12月1日の間は観測出来なかった。航空カラーコードはイエローを維持。
Zhupanovsky | Eastern Kamchatka (Russia) | Elevation 2899 m | 1000-12 : 300120
クベルトに拠れば、11月23日の026時と、25日の1214時に強い爆発が発生した。22日には火山灰を含む噴煙は高度7-8kmに達し東に350kmへ、25-27日には南東に広がった。衛星画像では22,25,27日に熱異常が観測されており他の比には雲に阻まれて観測出来なかった。
航空カラーコードはオレンジを維持。
Ongoing Activity
Bardarbunga | Iceland
| Elevation 2009 m | 1703-03 : 37303
アイスランド気象庁は“Bárdarbunga’s Holuhraun eruptive fissure”噴火割目の活動を根拠に、航空カラーコードをオレンジで維持している。フィールドレポートを基に、11月25-26日の活動は溶岩噴出孔上部の膨張に起因すると思われる5-10分間隔に2-3分間溶岩流が急増する脈動現象で特徴づけられている。“Bárdarbunga”カルデラの11月26日に行われた航空機からの陥没量調査では50mの値が得られその容積は1.4立方キロメートルと想定されている。噴火開始当初に比べるとカルデラ中心部の沈下率はやや減少している。熔岩噴出孔の北東に位置する“Dyngjusandur”の観測者からの撮影画像では、27日1441時の噴煙最上部の高度は3.1km、噴煙のエアロゾルを含む下部は平原の1.4kmと見積もられた。12月1日に撮影された熱画像では溶岩平原に幾つかの変化が観測されている。⇒多分この二つの画像を見比べているのだと思うので見比べて下さい
熔岩は12月1日には75平方キロメートルを覆い尽くしている。
Chirpoi
| Kuril Islands (Russia) | Elevation 742 m | 0900-15 : 290150
雪に覆われた“Chirpoi”火山を27日に撮影した画像で熱異常が確認された。25日から12月1日の間の他の日には雲で覆われて観測出来なかった。航空カラーコードはイエローを維持。
Colima
| Mexico | Elevation 3850 m | 1401-04 : 341040
衛星画像の解析からワシントンVAACは11月30日に火山灰の噴煙が発生し北東に広がり、その日遅くには火山ガスと火山灰と思われる噴煙が東に広がり高度4.9kmに達した。
Copahue
| Central Chile-Argentina border
| Elevation 2953 m | 1507-09 : 357090
ブエノスアイレスVAACに拠れば、11月26日に少量の火山灰を含むと思われる水蒸気と火山ガスの噴煙が噴出した事が衛星画像とウエブカメラに記録された。噴煙は高度3.4-3.7kmまで上昇し東に65kmまで広がった。30日、パイロットの観察とウエブカメラの記録から噴出が山頂近くから始まっている事が確認された。12月1-2日には広がった噴煙が衛星画像でも捉えられ、ウエブカメラでは火山灰の連続した噴出も確認された。
Fuego
| Guatemala | Elevation 3763 m | 1402-09 : 34209
11月28-30日に掛けて、フエゴ火山の爆発により火山灰の噴煙が火口上空1.2kmまで上昇し、南、南西、西等の方向に25km広がった。爆発時の衝撃波は火山周辺の家屋を振動させた。29-30日には、白熱岩塊が火口から100-150mの高さまで放出された。降灰はPanimaché I and II (8 km SW), Morelia (9 km SW), Santa Sofía (12 km SW),や周辺の地域から報告された。
“INSIVUMEH”からの特別報告に拠れば噴火活動の強さはここ数週間と変わりなく、最も活動的な時期には、一時間当たり6-8回程度の爆発が発生する。濃い灰色の火山灰の噴煙が1.3km程度上昇し西あるいは南西の方向に20km程度広がる。降灰はMorelia, Santa Sofía, Panimaché, and Yepocapa.等から報告漁れた。爆発音の幾つかは30km離れた場所でも聞こえる程だった。衝撃波南側と南西側の山腹の建物を振動させた。白熱岩塊が山襞を下った。12月1-2日の爆発で発生した噴煙は850m上昇し南あるいは南西方向に15kmまで広がった。
Kilauea
| Hawaiian Islands (USA) | Elevation 1222 m | 1302-01 : 332010
細かい地名は判らないし、地図や画像でご覧頂いた方が良さそうなので記事の翻訳は辞めます。
⇒火口カメラをご覧下さい。
⇒HVOの最新画像やアーカイブは
12月1日の画像があります。
⇒最新の地図と溶岩が流れて行きそうな勾配の急な地形は下記に(地図は10MBのサイズなので御注意を)
*水色の破線は傾斜が急な溶岩が流れやすいと想定されている道(steepest
descent path)
Sheveluch | Central Kamchatka (Russia) | Elevation 3283 m | 1000-27 : 300270
クベルトに拠れば、11月21-27日に掛けて、北側の斜面での溶岩ドームの成長が続き、火映現象と高温岩塊の崩落や噴気活動が認められた。23日の1021時には強い爆発が、26日の0328時の爆発では火山灰の噴煙を高度8-9kmまで上昇させ北東に400km、南東に200kmまで広がった。衛星画像に拠れば、22-23日と26-27日には熱異常が観測された。他の日には雲に阻まれて観測出来なかった。航空カラーコードはオレンジを維持。
Shishaldin | Fox Islands (USA) | Elevation 2857 m | 1101-36 : 311360
地震活動は高い状態が継続していたが11月26日から12月2日の間は幾分減少している。衛星画像では11月26-28日の快晴の際に火口部の温度上昇が確認された。低レベルの溶岩噴出が山頂火口で発生し続けているものと思われる。航空カラーコードはオレンジを維持
Sinabung
| Indonesia | Elevation 2460 m | 0601-08 : 261080
ウエブカメラの画像から12月2-3日に噴煙が高度3kmまで上がったと報告視された。
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