これだけ場率を上げると(推定倍率:400程度)被写界深度は殆ど期待出来ないので、顕微鏡の微動ダイヤルをゆっくり調整して円筒状の表面に焦点移動させて行きながら、本当の表面画像なのか、内部の屈折光が筋状に出て来るのか?チェックしながら撮影しました。
ペレーの毛といわれるこの細い溶岩片は紛失しそうなので、最近は日常生活の中に隅々まで入り込んでいる糊付の付箋で一端を挟んで移動させます。
軽石の中の高速度で噴出されたものに木材繊維状の細長い構造を見せるものが在りますが、この熔岩片の場合は表面張力で綺麗な円筒になるのでしょう。
火山仲間の知人に拠れば“G.Heiken&K.Wohletzの「Volcanic Ash」”と言う電子顕微鏡画像集が在るのだそうです。それには斑晶を含むものも掲載されていて興味深いです。
この画像の撮影方法は前の画像の項に書いています。そちらもどうぞ!
昨日は、塩原温泉辺りでぼんやりする積りだったのですが、突然思い立って沼沢火山まで長躯してしまいました。発泡した流紋岩が湖岸に転がっていた筈だと拾いに行ったのですが、序でに妙な流紋岩をも拾いました。何れご紹介しましょう。
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