石巻市内の北上川に面した稲井地区で、関東地方でも古くから大型の石碑に数多く使われている「稲井石」の産地を見学。更に帰途に「松島石」或いは「野蒜石」の丁場跡を見学した。
画像は野蒜の裏手の山中の造成地区に現れた地層の断面。スケールにトラックの運転席を残したが、白い部分が「野蒜石」と同じ地層だと思われる。
稲井石と野蒜石については何れ画像をご紹介したいと考えて居る。
稲井石を昔採掘して居られた方にお会いして少しお話を聞く機会が得られたが、「千葉には貨車で随分送ったよ!」と語っておられた。まだまだ大型の石材が数多く得られている様だ。なにせ、産出する地層の分布が広い。
松島地域の地質図に拠ればこの付近は松島湾層群大塚層のシルト岩部層に相当する。8月24日から「宮城の石材」ラベルで露頭や石垣やその他の石材製品をご案内している。
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