徳次郎には石蔵が多い事を以前ご案内したが、その場所は国道119号が293号と交差する付近の集落が中心でした。今回は日光宇都宮道路の反対側、国道293号線とほぼ平行な恐らく旧道の西側がただおみ温泉までの区間に数多く存在する地域のものです。
この蔵の場合は、石材の境目に押さえの釘の頭らしいものが見えているので、薄い大谷石を張り付けたものらしいが、屋根瓦も大谷石で葺いている。蔵の小窓の上の庇付近の細工も細かい。
この地域には大谷石の瓦が多く残っている。
2021年2月末から、少しやり方を変えて、所在地を地図と座標で示しながら、千葉県内は凝灰岩以外の石材も含めながら、それ以外はほぼ凝灰岩質石材の、丁場や石造物の観察記録をご紹介する事にしました。整理番号を付けており、最初の6桁はJISの地域コードです。現在1,430件の観察記録の一部を常時検索できる形で紹介する事にしました。古いものは順次削除して入れ替える予定です。宜しくお願いします!
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