2012年8月17日金曜日

石灰華の中の巻貝と軽石 (?)

かなり以前に塩原で拾った小さな石灰華がひょっこり出て来た。上の画像はデジカメでの接写。巻貝が2個と何かわからない貝の破片が1個。顕微鏡で観察していると巻貝が沢山入っている。勝手に陸生貝だろうと見当を付けているのだが(貝の知識は全く無い)、実体顕微鏡で観察すると何やら不思議な構造が見えてしまった。それが下の画像。手持ち撮影なので照明が上手く当てられずに陰影を強調出来なかったのだが、気泡が細く繋がった材木状軽石に見える。最初は石灰華の流水によって作られた構造かと持ったが、構造が左手で繋がっていないので石灰華にとっては異物らしい。破片を拾ったのでだが、その元が何処から来たのか判らないのが残念!
スケールはどちらも1㎜目盛。 

18-19日の二日間長野方面を歩くので、多分ブログの更新が出来ません。越谷の石蔵の壁をあと2枚ご覧頂いた後に、売津石丁場の画像をご案内します。沢山の画像の中から、明治末から大正初期にかけてのこの地域の採石が如何に盛んに行われていたか御理解頂けると考えます。

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