
秩父・小鹿野町の「ようばけ」や周辺の地層中に、穿孔貝の生痕化石が残る砂岩が大量に存在すれば、荒川沿いの古墳に使われていた「穿孔貝の生痕化石が残る泥岩砂岩」は緑色片岩と共に秩父産等と言う珍説を唱える事も出来るかもしれませんが、今の所は冗談です。
1月31日からスタートした「古墳と房州石」シリーズもそろそろ終盤に差し掛かっています。今回は秩父と小鹿野町としました。この画像は、古墳の石棺の蓋石に使われる事がある緑色片岩は「秩父産」と判で押したように書かれているので、埼玉県立自然の博物館の前の河原(有料駐車場の中を突っ切って河原に出るとこの風景が現れます)に広がる片岩の露頭等を少しご紹介し、「ようばけ」の海成層をご案内します。多少の補遺が有るにしても、7月中には終える事が出来そうです。その後は、此処暫く中断している凝灰岩露頭や、火山性地質の画像に軸足を戻す積りです。
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