
中小坂鉄山の磁鉄鉱に含まれる各種の成分(大変古い文献で実は論文等への引用は禁止されている資料を見ると)鉄はは53-63%,これに対して珪酸分は少ない方では2.6%から多くて15%程度ですから、分析出来なかった成分も多いのですが、残るのはSiO2が主成分となり黒曜石と同じ様な見た目を示す事になります。
中小坂鉄山のご紹介もこれで終りますが、この後はこの鉄山を見学する切っ掛けとなった本宿から下仁田附近の地質景観をご紹介しましょう。
2021年2月末から、少しやり方を変えて、所在地を地図と座標で示しながら、千葉県内は凝灰岩以外の石材も含めながら、それ以外はほぼ凝灰岩質石材の、丁場や石造物の観察記録をご紹介する事にしました。整理番号を付けており、最初の6桁はJISの地域コードです。現在1,430件の観察記録の一部を常時検索できる形で紹介する事にしました。古いものは順次削除して入れ替える予定です。宜しくお願いします!
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