高原山の黒曜石はその産地により少し組成が異なるが、この桜沢附近のものはSiO2が73-77%程度で、顕微鏡サイズの斑晶が有る為、綺麗な貝殻状の割れ目にならないようだ。又、長野方面の産出状況とは異なり溶岩としての噴出は無いらしく、大型の露頭は見付かって居ない。火砕流の噴出物に伴って排出された雰囲気である。
下の白い部分は小生が使っている貼り付けるスケールシート、小さな目盛は半端ですが2.5mm角です。単独行動が多く岩石の素の表情を写し取りたい私のやり方で、背面が糊のラベルシートをエクセルで目盛を作って使用している。画面を拡大して見て頂ければ大体4倍程度の倍率だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿